私は、東京でサラリーマンをしています。

上京のタイミングで、部屋を借りました。

 

部屋を借りるとき、会社に入社するとき、必ず聞かれるのが保証人や緊急連絡先。

病院で受診するときも緊急連絡先は聞かれますよね。

 

この時、私は結構困りました。

 

上京に大反対だった養親。

彼らを説得して書類を書いてもらわない限り、入社できないという結構面倒な状況に陥ったからです。

どこかで制限を感じますし、もし何かあったときに養親に迷惑がかかるのはバツが悪いなと感じます。

私が就職で重視したのは、完全に自立すること。

例えると、二度と養親と連絡がつかなくても生きていけるような状態になること、を最優先に考えていました。

それは、今までのような制限を受けずに、自分の意志だけで自分の人生設計をしていきたいと考えていたからです。

 

また、病院にかかるときに書く緊急連絡先は養親ではない別の方の番号を書いたりしています。

これはもし自分が東京で入院することになったり、大病や大けがに見舞われたときに、そのことを養親に知られたくないからです。

私の養親は、ネグレクトではなく過干渉です。

彼らが東京に来たり、地元の病院に移そうとしてくるのは目に見えています。

またもとのコントロールされる生活に戻るのはごめんです。

 

弱みを養親に見せたら付け込まれる、だからこそ、彼らを頼り先にしてこれ以上借りを作りたくないのです。

 

これはあくまでも、私個人の感じ方です。

特別養子だからという要素はほぼないです。

そこだけご理解いただき読んでもらえればと思います。