この記事に書かれたサービスがどんなものかにあまり興味はありませんが、下記のような記載がありました。(原文まま引用)

 

 

「 初めての育児で心身ともに疲弊したのを機に、廣岡さんは料理を手放した。

料理から解放された廣岡さんは、違う形で愛を伝えていこうと決めた。

バタバタせずに子どもの話を聞いてあげること。近所に家族で行けるおいしいお店を探し、娘の好きなメニューを見つけること。

買ってきたお総菜を食べるとき、娘の分はアンパンマンの皿に盛ってプチトマトを添えること。

家族3人が集まれる時間は少ないけれど、楽しくおしゃべりして過ごすこと。

それにはまず、自分自身が笑顔でいなければ。

 

この考え方っていいなと思います。

せっかく便利な世の中になってきています。

利用できるものは利用していいと思います。

 

昭和とは違って、近所づきあいも希薄、両親と離れて家庭を築く人たちも増えてきています。

また、共働きしたい家庭、共働きしないとやっていけない家庭も増えてきています。

家庭の中でやるすべてのことを、夫婦だけで完結させるのは困難です。

 

時代背景がこれだけ変化している中、昭和の価値観で新しい家庭運営の在り方を非難するのは時代錯誤というほかありません。

家庭の中で完結させたいい人はすればよいし、無理せずいろんなものを活用したい人はすればよいと思います。

子育てはどこまでいってもしんどいものはしんどいと思います。しんどいと感じる程度は人それぞれです。

 

よその家庭運営を外部から避難したり、愛情の欠如だと指摘するのは余計なお世話ですよね。

 

しんどいことに耐えることが子供への愛情表現に直結はしていません。

大事なのは家族が幸せであること。子どものための理想を100%追い求めた結果、両親の口数が減り、いつもくたびれて笑わない、それでは本末転倒ではないでしょうか。

 

家族が笑って過ごせるための「楽」ならどんどん取り入れていいと思います。