https://news.yahoo.co.jp/articles/c55cd80aea1f57b69deb7a18939393691f335fa0

若者の自殺についての記事、この記事に書かれた「警察の調べでもはっきりとした原因がわからず、「不詳」とされるケースは3割に上っている。」という記述。
私は勝手に納得してしまいました。

自殺したい人のすべてを分かるわけではありませんし、代弁するつもりもありませんが、明らかに私たちの親世代との違いを感じています。


若者はこぞって「何のために生きるのか」という明確な理由を求めているのではないでしょうか。
そして、その明確な理由になりうる最も大きな要素の一つが「人とのコミュニケーション」だろうと思います。

コロナ化になってなおさら生きる目的を失った人が増えたのもうなずけます。

大学生の生活を想像します。
朝起きて、オンラインの講義を受ける。
課題やテスト勉強をし、アニメを観たりゲームをする。
そして寝る生活。
地元の友人とは疎遠になり、新天地での交友関係もゼロのまま増える兆しもない。
ただ機械的に繰り返される日常、日課のローテーションだけになった日々。

「最近の若い子は軟弱になった」というのもある意味では当てはまるのかもしれません。
しかし、この生活を続けていたら、「生きる意味」を見失う気持ちもわかる気がします。

誰かを頼ることも、誰かに頼られることもない。
誰かと生きる感覚もない。
そして、それがいつまで続くのかもわからない。

あくまでも私の所感でしかありませんが、自殺の原因が不詳なのではなく、生きる目的が不詳なのではないでしょうか。
死にたいのではなく、生きている必要性を感じない人が増えつつあるのではないでしょうか。

この問題、結構根深く若者の間で蔓延してきている課題のように思えます。