巨額の米欧の国債 含み損が、報道されていた農林中央金庫。

 

農林中金の奥和登理事長は日経新聞に対して話した内容を元に、以下の記事が配信されてました。

農林中金、米欧の国債10兆円相当売却へ-今期最終赤字1.5兆円規模に

 

円安状況下で為替による利益押上効果もあると思うのに、この巨額赤字。

 

 

農林省の幹部OBの方から、色々聞いているのですが、

『そもそも、こんな大きな資金を運用できない。資産規模を小さくする必要がある。』

とのことでした。

 

日本の一次産業従事者の貴重な貯金は、大丈夫なのか?

 

 

 

Xでzerohedgeが、以下の投稿を今朝してました。機械翻訳です。

 

『最近まで、農中銀行はCLOのクジラとしてよく知られていた。同行は米国のさまざまなCLO(少なくともリスクの低いトランシェでは)に400億ドル以上を投資しており、世界最大のCLO購入者の1つとなっていた。

2022年、同銀行は英国債券市場の崩壊寸前、それに続く信用市場のショック、そしてイングランド銀行の救済を受けてCLOの購入を停止した。 

そして今、日本の農家が貯蓄を預けていた銀行は、金利の上昇と債券価格の急落の結果、膨大な債券ポートフォリオにおける外国債券の未実現損失が数十億ドルに上ることをついに認め、債券保有額の巨額を売却せざるを得なくなった。未実現損失の穴埋めのため、31兆円の債券のうち10兆円を売却する予定だ。』

 

 

 

バブル崩壊時の日本長期信用金庫破綻前の報道のようです。

 

 

CLOを売り付けた米国投資銀行側から漏れているのか?

 

 

日経新聞を中心に日本の報道機関は、会社側に不利な情報は流さない(取材できなくなるためもあり)ので、実際は、どのような状況かは、わかりませんが、日本の大切な一次産業従事者のためにもなんとかしてもらいたいものです。