昨日、各社マスコミで、コロナ融資で、多額の融資が、回収不能という記事が、一斉に掲載されてました。

 

読売新聞だと、、

 

 

『新型コロナウイルス対策で政府系金融機関が中小事業者向けに実施した特別融資19・4兆円のうち、昨年度末時点で約1兆円が回収不能か困難な恐れのあることが会計検査院の調べでわかった。特別融資は、コロナ禍で売上高が5%以上減少した中小企業などに実質無利子・無担保や低金利で貸し出されている。特別融資の返済状況が明らかになるのは初めて。』

 

 

 

上記は、政府系金融機関、日本政策金融公庫と商工組合中央金庫を合わせた数字です。

日経新聞の記事だと、

『民間分も同様の傾向ならゼロゼロ融資全体の不良債権は単純計算で2兆円超になる可能性がある。』

とのこと。

 

 

 

14年前 2009年の、(リーマンショック後の)モラトリアム法案による融資は、あまり焦げ付かなかったようですが、今回ばかりは、大量に焦げ付きそうです。

 

中小企業、自営業者、体力なく、意欲もなくなってしまった方が多く、生き延びていたゾンビ企業も含めて倒産・廃業が、加速しそうです。

 

 

最近、融資を受けている金融機関からの、”質問”が多いです^^

昨日は、

『自家使用している区分マンション、今後、貸す予定ありますか?貸した場合の想定家賃は、いくらですか?』

とメールで尋ねられました。

 

正常債権 と、要注意債権の狭間に、我が事業会社は、置かれているのか!?

 

 

 

 

2005年頃、事業に失敗して、”保証協会融資”、”モラトリアム法”で資金繰りして、今期、不良債権の最後の償却が終わります。

”モラトリアム法”の時の説明時の亀井静香金融相の寝癖のついた風貌を思い起こされます。

 

 

円安メリット・消費税還付される輸出系大企業は、好業績ですが、国内系中小零細・自営業者は、確実に粗利益を稼げる事業に集中して、タケノコ生活を続けていかなくては、、、

 

なんか、政治的・経済的な大ショックがおきそうな予感が、する私としては、慎重に世の中見てます。