私が意識の闇を飛び、静かに舞い降りた場所は石畳の薄暗い牢獄でした。

そこには鎖に繋がれた小さな子供がいました。

それは幼い頃の私です。
そこから私の目線はその幼い自分となり、周りの風景は私の実家の私と兄の部屋に変わりました。

そして、私はそこで、兄に首の鎖の鍵を開けてもらいました。
兄もなんだか、怯えた顔をしていましたが、 兄の手が首に触れくすぐったくて、なんだかとても幸せな気持ちになりました。

よく、三つ子の魂百までもと言いますが、人は必ず何かしらのファーストインパクトを受けるものです。
どんなに優れたご両親のもとであろうと、それは変わりません。

それは、根本的にマイナスに受け取り傷ついた自分を作り出します。

それを基準に何かしらの障壁にぶつかった時に、マイナスに受けとるパターンはそこに集約されます。

私の場合は

「私はダメなんだ。」

です。

その元になった出来事は私が物心ついた頃、私は左利きでした。
ですが、私の小さい頃はまだ、左利きはよくないとされていたため、私の祖母は私を右利きに治そうと、頑張って躾をしてくれました。
それは、孫が将来、苦労しないために思ってしてくれたことなのでしょうが、幼い私はこうおもったのです。
「なんでダメなの?」

です。
私は自然に自分の好きなようにやり易いようにしていたのに、否定された!
と感じたのです。

そこからの連想で

「自分の好きにやってはいけない。」

や、

「自分はダメなんだ。」

と言う認知をつくりだしました。

こう言う事を書くと子育てに悩む人が出ると嫌なので言いますが、どんなに気を使っても何かしらの歪んだ認知は幼少期に作られます。
ですから思う存分自分の信じる子育てをしてください。

話は戻りますが、自分の勘違いで歪んでしまった認知は自分で一つづつほどき、正していくしかないのです。

私は私自身で、無意識が作り出した劇的な儀式により、鎖を解き放ちました。
まぁ、気づいていても、知らぬ間にいつの間にかまた同じ事をしていますが気づいた後では途中で起動修正することは可能なのです。