ここのところ秋晴れが続く福岡です。
暑くもなく寒くもなく、とても過ごしやすいですね。
本日も特殊車両通行許可の話題でお楽しみください。
「旋回軌跡図」「作成方法」
こんなキーワードで検索をしていただいております。
旋回軌跡図は検索が多いですね。
それだけ困ってる事業者様が多いということなのかも
しれませんね。
旋回軌跡図は専用のソフトがないと作れません。
いや頑張れば手書きでもなんとか作れないことはないでしょうけど、
作成の前提となる数値がわからないとどうにもなりませんよね。
ここではセミトレーラーで見てみます。
セミトレーラーの旋回軌跡図を作成するのに必要な数値は、
1 トラクタの全長(車検証を見ればわかります)
2 トラクタの軸距(L1のことですね)
3 トラクタの軸距(L2です)
4 フロントオーバーハング(前まわりとかすそまわりのことです)
5 トラクタの後軸の中心から車両後端までの長さ
6 カプラオフセット(L4ですね)
7 トレーラーの全長
8 トレーラーの前端からキングピンまでの長さ
9 キングピンから後軸の中心までの長さ(L7のことですね)
10 後軸の中心から車両後端までの長さ
11 トラクタ後輪の輪距
12 トラクタ後輪の輪距と車両の左右端までの長さ
13 トレーラー後輪の輪距と車両の左右端までの長さ
以上1~13の数値さえわかれば旋回軌跡図を描くことができます。
また最小回転半径も算出されます。
以上を元に、セミトレーラーの連結した状態の数値を割り出して
旋回軌跡図を作成します。
実は旋回軌跡図を作る過程で最小回転半径もわかるので、
最小回転半径を知りたいがために軌跡図作成を
ご依頼になるお客様もいらっしゃるほどです。
当事務所では、軌跡図作成のお客様には、
最小回転半径の計算書も一緒にお付けして納品させて
いただいております。
1件 4,200円(消費税込み)です。
詳しくはこちらをご覧下さい。
作成まで2時間程度のお時間をいただいておりますが、
仕事の具合によってはもう少しお時間をいただくことも
あります。
それでも1~2日で納品できますから、
急ぎのご用命はお問い合せください。
旋回軌跡図、連結検討、通行許可申請なら
かのう法務行政書士事務所 です。