宇宙に外側はあるか・・?
松原隆彦著 光文社文庫
この世界は奇妙な謎に満ち溢れている。
この一冊で、宇宙論のフロンティアが分かる。
私たちの住んでいるこの宇宙がここに確固として存在している、つまり唯一絶対の存在である、ということは疑いようもなく当たり前のことだと思われるでしょうが、実は, 現代の物理学の知識をもってこの宇宙を眺めてみると、そんな基本的なことさえも疑わしくなってきます。・・・・
なぜ宇宙は存在するのか---。この宇宙は奇妙な謎に満ち溢れている。しかし、現在、人類の宇宙を見る目は大きく開かれつつある。いま、宇宙の何がわかっていて、何がわかっていないのか。宇宙の全体像とは? 宇宙の「外側」とは? 現代宇宙論のフロンティアへと旅立つ一冊。
アインシュタインもすごいし、現代科学技術もすごい。
アインシュタインの一般相対性理論により、重力とは時空間のゆがみであることがわかった(とのこと)。地球や太陽の周りなどでは、時空間のゆがみはほんのわずかです(とのこと)。たとえば高さ634mの東京スカイツリーのてっぺんと地上での時間の進み方の違いは一日にたったの100億分の1秒程度のわずかなものです(とのこと)。 こんなことを100年も前に理論家したアインシュタインもすごいが、100億分の1秒の時差を測定できる現代の科学技術もすごい。
読み続けていくと量子力学ー宇宙論から哲学の領域に入っていく。ますますわからなくなっていく。
高校の同級生で東大で物理学を専攻した彼は突然東大の哲学科の先生になってしまった。彼曰く、自然界や宇宙のことがE=mc2のような簡単な公式であらわされるはずがない。そこには’人間原理’という神様の存在?のような領域があると・・・・。彼はきっと松原さんと面識があるのだろう。
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一行進むのになんども読み返す部分もある。すぐに眠たくなる。
不眠症の人、必読の書。