黄金の扉を開ける

賢者の海外投資術

橘玲著 ダイアモンド社


(2008年3月6日 第一版発行だから少し古いのですが、知らないことが多くて、やはり時代に乗り遅れているというか乗れていないなと。)


日本がダメでも大丈夫

個人投資家はプロを超えられる

これがグローバルなお金のふやし方だ。


先に気づいた人だけがトクをする

「金融2.0」時代のグローバル運用法!


序章   さよなら、プライベートバンカー

第1章  究極の投資V至高の投資

第2章  誰もがジム・ロジャーズになれる日

第3章  ミセス・ワタナベの冒険

第4章  革命としてのヘッジファンド

第5章  タックスヘイブンの神話と現実

第6章  人生設計としての海外投資

終章   億万長者になるなんて簡単だ


▷ 丁半バクチから株式投資まで確率のゲームはリスクとリターンで表現できる。リスクは分散、リターンは期待値を意味し、決められた時期に決められた利息が支払われる定期預金はリスクがきわめて小さいがリターンも低く、株式投資はリスクが大きいかわりにリターンも高い。 (当せん確率が極端に低く1等賞金のジャンボ宝くじはハイリスク・ハイリターンの代表的な商品と思われているが、実際はローリスク・マイナスリターンの商品である。)


▷ 長期投資の最大の武器は福利の運用なのだから、投資家にとってもっとも有利なのは、売却まで課税が繰り延べられる配当のない商品である。(毎月分配型のファンドでは、投資家は分配金を受け取ることでわざわざ複利を単利にしてパフォーマンスを引き下げ、なおかつ税金まで払っている。)


▷ 高度成長期の1960年代に日本市場に分散投資したとすると、30年後の80年代末には40倍近い利益を手にしたことになる。(年率13%)。投資の開始を70年としても、利益は20年で16倍(年率約15%)だ。・・・ 3%の経済成長を目指す国がかつてのような大相場を再現することはありえない。


(2008年の頃のコメントとして、しかしドル金利の上昇と円安局面がきたら)

▷理論的には、ドルと円の金利差は円高の要因になる。どころがスワップ金利はドルと円の金利差が開けば開くほど増えていくから、FRBが金利を引き上げると為替FXの魅力はまし、為替市場での大規模なドル買いを誘発する。・・・・・・・

 もしもマーケットの歪みが固定化し、将来にわたって為替相場が、一定の範囲に収まるなら、もはや日本人は働く必要はない。為替FXで高金利の外貨を買い、あとはスワップ金利を受け取りながら遊び暮せばいいのである。・・・・・

 それは言うまでもなく、低金利と円安が続くことである。もっとも忌み嫌われるのは、金利の上昇と円高だ。


▷ 実際の投資家は経済的な合理性からはほど遠く、その行動はさまざまな心理的習性によって偏向している。生身の投資家は自信過剰で自分が選んだ銘柄に執着し、損失と利益を等価に判断できず、誤った選択を正当化するのだ。


▷ そこで明らかになったのは、素人の判断は専門家よりも正しいという奇妙な事実であった。・・・・ 投資家は不合理であり、それゆえ市場も不合理であると考えられた。だが、ひとりひとりが不合理でも集団が合理的である可能性を示唆している。・・・・ 市場が常に正しいわけではない。だがみんなの意見は、ほとんどの場合、あなたの意見よりはただしい。すなわち賢い投資家は、みんなの意見=市場インデックスに資金を投じるのである。


▷ 日本の税法は属地主義が原則で、国籍を問わず、日本国の領土内に居住している個人、法人のすべての所得に対して納税義務を課す。海外で得た利益も、日本国の居住者であれば、国内所得と合算して申告・納税しなければならない。


▷ 224~238P 


▷ 大恐慌の引き金を引いた暗黒の木曜日の直前、相場師で大富豪のパーナード・パルークはウォール街で靴磨きの少年から株を勧められた。会社に戻った彼は、「靴磨きですら株の話をするようでは相場もおしまいだ」と、持っている株をすべて売り払ったという。


▷ 行動経済学の知見は、私たちが無意識のうちに、損を過大に、利益を過少に評価することを教えている。原始時代、人類の祖先が過酷な環境下で生き延びるためには、わずかな危険を察知する能力が不可欠であった。ヒトは、実態以上にリスクを増幅する回路を持っていたからこそ絶滅を免れたのだ。


▷ 本書で述べた投資戦略は、資本主義は自己増殖するシステムで、世界市場は長期的に拡大していくという前提にたっている。・・・・ 前提が異なれば、当然、結果も異なる。・・・・・・


▷ 265P



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やはり自分は投資にむいていないのではないかと思う。

唯一の切り口は・・・・・・・・。

たまには経済書もタイムリーに読まなければならないかな~。