ラマダン in Dubai
8月1日から8月29日まで2011のラマダンが始まりました。太陰暦のラマダーンの月の日の出から日没までの間に断食をおこないます。ラマダン中は飲食、喫煙、性行為、投薬、(中には唾を飲み込むことも禁止している敬虔なイスラム教徒もいます。)などが禁止されます。日中はスーパーマーケットは開いているものの、スーパー内の飲食、レストランでの飲食などいわゆる外食は禁止され、公の場での飲食は非イスラム教徒にとっても犯罪行為となります。
私が業務を行っている事務所でも半数はこのラマダンでFasting(断食)を行っています。Are you fasting ?? は 「あなた断食している・・・?」ということで、このFastは朝食Breakfastの語源になっています。つまり断食を終えて初めて食べる食事が朝食ということです。(実際には夕食なのですが。) イスラム教徒でなくても断食をする人はいますし、またこの行為に敬意を表して、彼らの前での飲食などは慎んでいます。まあ、気配り、エチケットの類ですね。 Mr.Soyab君の奥さんは身重なので、今は断食はしていません。Soyab君は5kgのダイエットを目指して日中は水も飲みません。(飲食は水も含まれる)
ラマダンは太陰暦にそっているので、毎年11日づつ早まります。今ドバイは猛烈な暑さで、気温40度を超えるなか、作業を行う労働者にとっては熱中症どころの騒ぎではありません。2015年は6月中旬からラマダンはスタートするので、2016年まではこの夏の暑さと戦わなければなりません。また、当然夏至に近いので日中の時間も長く、苦しいものになります。
昨日のBreaking fast(IFTAR)は18:53分でした。このように毎日日没時間は変わるわけで、その時間に合わせて食事が始まります。たまたま入ったインド料理レストランのメニューは
スイカのジュース
バナナジュースのような味のスープ(でもバナナではないー研究不足 少し甘く、木の実も入っていた。)
リンゴ、オレンジ少しづつ、デーツ
日本でいう野菜てんぷら?野菜を甘くないホットケーキの粉で揚げたものなど。
人々は祈りながらそれらをゆっくりと噛みしめて食べます。だから会話もありません。その後、仕事に戻る人もいれば、自宅までゆっくり帰る人もいるのでしょう。普通はIFTARの食事は家族と家で食べるものだからです。そして、少し時間を置いたあとに、本格的な夕食が始まります。IFTARの食事は国によっても違うのでしょう。モロッコでは最初にスープをゆっくりとすすっていました。
私もプチラマンダンを行っています。ただし、単に昼食をとらないだけで、水は飲みます。そして夜明け前ではなく、出勤前に朝食をとり、帰宅するとすぐに夕食となります。偽ラマダンということになりますが、皆、笑顔で許してくれます。非イスラム教徒に対してなんのクレームも不満も愚痴も言わないイスラムの人々に敬意を表したいですね。
ドバイ空港にあるラクダの彫像
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インド料理レストランで断食を行っている従業員。我々と同じテーブルで静かに食事をしていました。食後に彼の仕事が始まります。
