上と外 (上下巻)


恩田陸 幻冬舎文庫


驚愕。恐怖。衝撃。感涙。

どれをとっても一気読み!


千華子を人質にとられ練は、ニコと名乗る少年から危険なマヤの儀式への参加を強制された。それは生死をかけて争う苛酷なレース。刻一刻と過ぎる時間。制限時間まで残りわずかーーー。しかし、そのとき国全体をさらに揺るがすとんでもないことが起こった。神は二人を見捨てるのか。兄妹は再会できるのか。そして家族は?緊迫と感動の新装下巻。


 恩田さんって変わった人だな。きっと風変わりな発想をもつ人なのだと推測できる。マヤ遺跡を舞台に恋愛や家族愛で始まった結構重めのストーリーがどこからか冒険少年コナン(未来少年ではなく)のようなタッチに変わってしまった。ミステリーにしても現実を離れて空想の世界へ。手に汗握るシーンはあるが主人公は15歳の少年だから、ダイハードと(今度は)名探偵コナンを足して、マヤ文明の謎に迫るドキュメンタリーを散りばめたような。 夏休み用に映画化すれば結構うけるかも。ただし、セットが大変なので、アニメかCGでなければ無理か。


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転居して読書量が落ちた。理由は特急電車に乗る時間が1時間半から1時間になったため。列車内で40分は寝ているからな。 乗り過ごさないようにしなきゃ。