和田小屋にて ムード満点?
苗場山
先週の台風は台風通過後も台風一過ということにはならなかった。せっかくの飛び石連休の中日に休みをとって4連休とし、越後駒ケ岳などの新潟の山を登る計画は毎日の天気図を見ながら、調整・縮小を余儀なくされた。もともと雨男的な傾向はあるが、山行仲間のエネルギーで十分にカバーされ、お天気に恵まれたことの方が多い。また、山に予期せぬ天候の変化はつきものであり、雨中の山行は困りものだが、計画の変更は致し方ないとあきらめている。そんな中で、出発は4連休3日目の22日の午後となった。
目指すは苗場山。苗場スキー場は近くにあるものの、苗場山と苗場スキー場は何の関係もない。これはイレギュラーなれど、若かりし新入社員時代によく耳にしたスキー場はまさしく中高年登山者にとってあこがれの山々になっている。 関越から国道17号 三国街道に入り、みつまたスキー場の駐車場を通り、山道を走って和田小屋に着く(16時30分)。前泊するのはオヤジ登山ならではの贅沢だが、不安定なお天気と連休の谷間ということもあり、大きな山小屋に宿泊するのは我々二人だけだった。 和田小屋は西武系列の山小屋で、主人は西武グループのサラリーマン。アウトドアー好きで会社に入った人も多いのだろうと推測。2食付で¥7000ながら、料理は美味しかった。ニシンとカレイのエンガワのわさび漬け(軽く浸して、日持ちできるように一工夫したお刺身)、脂の乗ったニシンとエンガワが美味であった。さらに山菜の天ぷらやきのこ汁、などなど品数豊富であった。冬はこの山小屋を基点にかぐらみつまたスキー場でアスピリンスノーや山岳スキーが楽しめるのだろう。 持ち込んだお酒を飲んで気持ちよくなり友人は7時半には眠りに入っていた。11時半ころに目が覚め、窓をのぞくときれいな星空だった。
翌朝は4時半に起床し、5時にお弁当をもらって出発。はやりガスっていた。登り始めると大きな石がゴロゴロしている道が続く。チロチョロと水がながれ、雨が降れば水も流れるような湿った山道がこれでもかと続く。帰路は滑りそうだ。最初の湿原は下ノ芝。命名の妙だが、さらに登り進むと続く中ノ芝、上ノ芝と湿原があり、神楽ヶ峰に着く。そろそろガスも切れ、一部だが青空も見えてきた。薄いガスに覆われていた苗場さんも登り進めるにつれて日の光を受けて緑がきれいに輝いている。馬の背部分を下って、雷清水で水を補給し、苗場山頂までの最後の登りにかかる。急坂を登りきると眼前に湿原が広がっている。なんでこんな山頂にこんな平らな湿原がと思うほど広々として一足早い紅葉もむかえていた。木道を進むと遊仙閣という山小屋と苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)がある。和田小屋の食事も魅力だが、こんな山小屋に泊まって真夜中に満天の星空も眺めてみたいな。
中ノ芝
上ノ芝
神楽ヶ峰
青空と薄くガスっている苗場山
日の光で輝く苗場山 きれいな緑
急坂のあとぱっと湿原が広がる。右が遊仙閣、左が苗場山頂ヒュッテ
湿原の向こうには佐武流山などの山並みが見える。
苗場さん山頂 登り始めて3時間弱
北西方面には火打山と妙高山が頭を出す。
帰路は貝掛温泉のぬるめのお湯に使って汗をながす。確か700年の歴史がある?と・・・ 体温並みの37℃の源泉でナトリウム成分が多く、頭を湯舟に置くと自然に身体が浮いてくる。’’まるで羊水の中にいるような’’とのこと。自炊連泊で紅葉を楽しむのも悪くない。
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苗場スキー場は実は筍山(たけのこさん)の斜面を利用したスキー場。本当は筍プリンスと命名しなければならなかったのだが・・・。 しかし、苗場山にある田代スキー場と世界一長いといわれるゴンドラで苗場スキー場をつなぎ、かろうじて整合性を持たせた・・・?









