Las Palmas


Vigoの帰りにLas Palmasに立ち寄った。Las Palmasはスペイン本土から南に1000km離れたスペイン領カナリア諸島のグラン・カナリア島にある都市で、カナリア諸島自治州の州都であり、ラスパルマス県の県都でもある。産業はサトウキビやバナナなどの農産物などわずかで、自由貿易港として西アフリカの主要港としての位置づけが強い。

 日本とはマグロ・タコ、イカなどの水産物の西アフリカでの拠点となっており、多くの日本人船員がこの地で生活を送った。今は、資源の減少や海外との’買い負け’により、駐在員の数も減り、一時の輝盛は見られない。その地位を中国水産会社に譲ったと見るべきか。

 ラスパルマスの魅力はなんといっても、その温暖な気候につきる。「世界で最も気候の良い都市」といわれる。北緯27度に位置し、北回帰線近くにありながら、北東から吹きぬける貿易風と北大西洋の寒流の影響を受けて、日差しは強いものの、木陰に入ればさわやかな風に包まれる。「欧州のハワイ」、「常春の島」ラスパルマスと言われる。

 久しぶりに訪れたラスだけれど、市内ラスカンテラスの夜は少し寂しかったかな・・?人口は38万人に増えたものの、開発が進んでいるのはSurと呼ばれる南西部であり、ラス市内は大きなショッピングセンターが港の入り口に建設された程度

 年間を通じて大きなイベントは2つ。ひとつは2月に行われるCarnaval(カーニバル)で、ブラジルのリオのカーニバルのミニ版とそれにかかわるイベント。参加者はそれぞれに仮装を凝らして、通りに、お店に繰り出す。もうひとつはSardinella?のお祭り。これもディズニーのような山車が市内を廻り、最後にラスカンテラスの浜で大きなイワシの山車が焼かれながら海に入る。 小さな島で一年を通じて気候がそれほど変わらないから、クリスマスと合わせて季節を感じるイベントだ。

 ヨットハーバーや浜に近いレストランやBarでそよ風に吹かれながらビールを飲んでいると本当に時を忘れる。4年間の駐在期間であったが、日本での倍の時間にも値する凝縮された4年間であった。自分の生まれ故郷に帰ったような2日間であった。


   

ラスカンテラスの浜。カンテラスとは石切り場の意味。そうだったのかな?


 

ラスカンテラスの突端からラスパルマスの中心地(カンテラス)を撮影


 

Surのペンションから海を。日差しが強い。ペンションの住人や長期滞在の観光客が共有するプール



 

曇りがちなラスパルマス


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マンションのガードマン(Guardia del piso) には会えなかった。

日本人の名前を呼べず、私のことをJoseと呼んでいた。