同級生
東野圭吾著 講談社文庫
転換点となる野心策
ターニングポイントとなった傑作!
修文館高校3年の宮前由希子が交通事故死した。彼女は同級生・西原荘一の子を身ごもっていた。それを知った荘一は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場にいた女教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。筆者のターニングポイントとなった傑作青春ミステリー
本当に彼女のことが好きなのか?可愛いし、優しいし、でも何か冷めている自分を感じている。本当に・・・。 恋に焦がれる青春時代に、そんな胸のわだかまりを覚えた記憶がある。
自分の気持ちが荒んだときに、たまたまその彼女が目の前に現われたら・・・・。 そしてひとつの嘘が深みにはまり、周りをどんどん傷つけていく。 軽い嘘が嘘をよび、二進も三進もいかなくなったことってあるよな。 ミステリーであるが、恋愛小説ともいえる、まさしく青春ミステリー。
’放課後’もそうだったように、東野に学園ものを書かせたらダントツ。 面白いものは一気に読めるね。
**********
いつも思うことだが、この人の作品はミルフィーユのようにいくつかのストーリーが重なって構成されている。