グランプラスでの一枚 (タイトルと合わない
)
結婚詐欺師 上巻・下巻 乃南 アサ著 新潮社版
’’練習場で橋口に声をかけられた江本美和子は、その強引な誘い方に驚くが、結局デートに応じる。一方、阿久津らの捜査から松川と橋口が同一人物であることが判明した。だが被害者の中にかっての恋人、美和子がいるのを知り、阿久津は愕然とする。あのしっかり者の彼女がなぜ・・・・・・。 橋口と被害女性、そして阿久津のこころ模様を丹念に追い、現代の結婚観を浮き彫りにした傑作サスペンス。’’
このような犯罪が日本のどこかで行われているんだと思う。小説の話でなく。
詐欺といかないまでも、女ったらし、人たらしはいる。どうして引っかかるんだろう?と思っていてもだまされる。その巧妙なテクニックと心理描写を女性の著者が見事に描いている。 アサさんは警察や捜査についても詳しい。文中にある被害届けモデルはその筋の人でなければ入手できないぞ。
’あなた’といい、’大相撲探検’といい、この人の懐は深い。
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詐欺までいかずとも、そして多少なりとも、わずかなりとも、自分にあれば。
これ以上いわずもがな。
