翠泉/湯の花温泉
映画でも、レストランでも、温泉でもなかなか同じものを2度見る、食べる、行くというわけにはいかない。 もちろん永久保存版のDVDやおなじみのお店、メニューもあるけど、温泉まではね。そして初めて訪れる温泉宿には当然驚きや感動の追い風がある。どんな雰囲気だろう?、温泉の質は?、料理は?、サービスは?、落ち着けるか? 同じ温泉宿に2度、3度と足を運んでも前回同様、それ以上の評価を得られる温泉宿はまずないでしょう。
京都亀岡にある湯の花温泉/翠泉は3年前に一度お世話になったことのあるストレスリリーフの大人の温泉だ。 最近京都嵐山にも温泉が沸いたが、京都には温泉は少なく、京都の四季を満喫しつつ、温泉も楽しめる一挙両得の温泉となる。’そう京都の四季を堪能できて、神社仏閣も拝観できて、美味しい割烹料理と甘味に舌鼓をうち、温泉までつかりはるということどす。’
お正月休みを利用して、冬の京都でもということで、のぞみに乗った。どうせストレスリリーフならば空いている日が良いと金曜日の夜を狙い宿泊予約。 しかし、たどり着いたものの、どうやら経営者が変わっている様子。 レストランといい、温泉宿といい、水商売とはよく言ったものだ。以前とは趣がさらにストレスリリーフの傾向が強くなっていた。有機野菜をふんだんに使った食事、温泉、北投石のミストサウナ、岩盤浴、酸素バー、マッサージなどのデトックスをテーマに宿が彩られていた。新たにサービスを始めたミストサウナ+岩盤浴や酸素バーなどそれはそれでよかったが、人間とは不思議なものだ。 以前よりロビーは狭く感じるし、大浴場もこんなに狭かったとは? 勿論、組数限定ゆえ、大浴場ですらほとんど宿泊客と重なることはないし、専有システムもある。 ひとりで入浴しているのに何を贅沢いっているのか? お風呂、お部屋、ロビーどこにいても悠久の時間が流れるようにゆったりとのんびりできるのに。
果たして残念ではあったが、3年前の興奮は湧き上がらなかった。 貸切の露天風呂、貸切の大浴場、持ち込みのお酒、広々としたお部屋、10組限定の宿泊客。有機野菜とストレスリリーフ、時をわすれるひととき。 自分が場慣れしてしまったのか?翠泉より自分が一回り大きくなったか? 次回は正面から向き合うことなく、ただ身体を休めに出向こう。
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秋は翠泉に泊まってから保津川下りが便利です。