感じる力の偉大さ !!!

☆ December 18 2008 Thursday 晴れ (白馬)
昨日は“Sasa”さんの,1フレーム・プライベートレッスンでした。実は“Sasa”さん,FSSの教師なのですが,これまで“Sound of Music Turn”に触れる機会が少なく,レッスンで皆さんにお教えするにはデータ不足....ということで,それをクリアする意味での受講でした。“Sound of Music Turn”は「かかと支点でのカービング要素」を実現するには非常に優れたイメージです。New Zealand でのスキーレッスンでも大きな効果がありました。上記ページをクリックしてご覧になれば,いろいろなシチュエーションでいかに“Sound of Music Turn”が役に立ったか....ご理解いただけると思います。
さて,Before映像を撮影しながら滑りを拝見すると,ややエッジが立ち過ぎ,軸が寝ています。それほどひどくはありませんが,スキーのトップがインサイドに入って来るのも少なく,外向きの圧を作り出しているのが分かりました。
そこで先ず,スキー板のトップ部分に♪♪マーク貼り,そこから出て来る,「雪とスキーの摩擦音」に集中してもらうことから始めました。つぶやきの言葉は,♪♪♪Listen....to the....Music....Listen....to the....Music....♪♪♪でした。これだけでスキートップが内側に入って来るようになりました。両耳で聞くようにすることで,適度な外向傾もできます。ですから谷回りの“Listen....”でスキーが自然に開放され,楽に谷回りを行なうことができるようになったのです。
スキートップが内側に入りだせば,かかと支点ができ始めた....ということですから,過度なエッジングも是正はされますが,雪面横方向からの音を聞こうとしてしまうと,まだオーバーエッジユース状況を完全に克復したとは云えません。そこで,地球コアからの音を聞くように意識してもらいました。これが効き,急斜面でも,またコンケーブ(凹面)やコンベックス(凸面)状の斜面でも,適度なエッジコントロールで滑走されるようになりました。
実はこのことは凄いことなのです。どういう意味で凄いか?....というと,「角付けが変わったから....身体がスキーの内側に入ったから....スキー板と重心のクロスが行なわれたから....次のターンが始まった」....ということが必ずしも正しくない !!!....ということを判らせてくれるからです。角付けが変わらなくても,エッジング量が緩み始めれば次のターンが誘導されることはいくらでもあるのです。特に急斜面ではほとんどのターンがこの「エッジング量が緩み始める」....ということをキッカケに,次のターンが始まっているのです。
“Sasa”さんもこれ以降,無理な角付けが姿を消しました。そして,常に軸が寝すぎない....という状態でのスキーが実現しました。これでもう“Sound of Music Turn”バッチリです!!!。自信を持ってレッスンができるでしょう。彼の活躍を期待したいと思います。
さて,その後,少し時間がありましたので,“知・反・心・情”の滑りを試してみました。昨日の「教師日記」に書いたようなことを説明し,実際に滑ってもらったのですが,パーフェクト !!!。雪とのコンタクトの仕方が実に素晴らしく,無駄な動きが姿を消して,見ていて“オーラ”が感じられるような滑りに !!!。素ッ晴らしい !!!
“感じる”....ということに想いが集中できれば,人間の身体は本当に信じられない動きをするものだとつくづく思います。そして「感じる力の偉大さ」....これをまたまた強く思った【TOK】デシタ !!! 今シーズンはこの“知・反・心・情”の滑り,多くの場面で登場しそうですネ??。ハッハハハ...(^ー^)
シーハイル !!! Schi Heil !!!
ただ今09シーズン【TOK】レッスン申込受付中です!!