ジャン=リュック・ゴダール監督のヌーヴェルヴァーグを代表する「気狂いピエロ」を見た。
妻帯者のフェルディナン(ジャン=ポール・ベルモント)は、
退屈な日常にうんざりしていた。
いやいや参加していたパーティでフェルディナンは、
昔の愛人マリアンヌ(アンナ・カリーナ)と出会い、
一夜をともにするが、
彼女の部屋には見知らぬ男の死体があった。
2人は逃避行に出発する。
あらすじなんてあってないようなもの。
雰囲気を楽しむ映画だ。
フェルディナンが語る数々の論理は、
音楽のようなものなのだろう。
既存の映画に反乱したヌーヴェルヴァーグだからこその映画かも。
今見ると、陳腐という言い方もできるような気がする。
脚本もゴダール。