北野武監督の4作目作品「ソナチネ」を見た。
親分から沖縄の抗争に助っ人で行くように頼まれた村川(ビートたけし)だったが、
以前にも助っ人で行った抗争で若いものを失っていたので行くのを渋る。
大した抗争にはならないという親分の言葉に
しぶしぶ子分を連れて沖縄へ向かう。
沖縄に着く早々、
敵対する組の襲撃を受けた村川たちだったが……。
やっぱ面白い。
誰も演技しないし、
セリフは単調、
その中でストーリーは淡々と進むが、
そこが退廃的で虚無的な雰囲気をさらに盛り上げ、
無機質な感じが魅力的で
作品性を高めている気がする。
脚本も北野武。
出演は他に、国舞亜矢、大杉漣、渡辺哲、寺島進、勝村政信、
矢島健一、津田寛治、逗子とんぼ、南方英二。