吃音に悩んだ英国王ジョージ6世の吃音を克服する姿を描いた
「英国王のスピーチ」を見た。
幼少から吃音で苦しんできたヨーク公アルバート王子(コリン・ファース)は、
国王の代理で行った大英帝国博覧会の閉幕スピーチに失敗する。
これまで何人もの医師の治療でも彼の吃音は治らなかった。
妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、
医学博士の肩書も持たない町の言語聴覚士のローグ(ジェフリー・ラッシュ)に助けを求める。
ローグの王族に対する無礼に一度は反発して治療をこたわったアルバートだったが……。
楽しかった。
吃音を克服する過程が場面展開の速いサスペンスのようだった。
ドキドキして
頑張れ!
って声をかけたくなる。
紋切り型かもしれないけど、
ドラマとして秀逸だ。
監督はトム・フーパー、脚本はデヴィッド・サイドラー。
出演は他に、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ。