三浦大輔の同名舞台劇を自身が監督して映画化した
「そして僕は途方に暮れる」を見た。
フリーターの裕一(藤ヶ谷大輔)は、
同棲する里美(前田敦子)に浮気がばれ追及される。
その追及に耐え切れず、裕一は話し合いもせずに逃げ出した。
親友の伸二(中尾明慶)のところに転がり込んだ裕一は、
そこでもその自堕落さ故、伸二に切れられ、
またもやそこを逃げ出す。
裕一は、そうして困ったことがあると、
向き合うことができず、
逃げ出してばかりいたのだった。
そしてついに行き場を失った裕一だったが……。
そのいい加減さになんか辟易して
前半は観るのが嫌になっちゃった。
母(原田美枝子)と離婚した父(豊川悦司)と会ったあたりから
前向きな姿勢を垣間見せて大団円なのかと思ったら、
最後にそんなにうまくはいかないわなあ、
ってどんでん返しがあって、
そうだろうな、
って思ったりして。
嫌いだけど、
ちょっと好きかもしれない(意味わからん)映画だった。
出演は他に、香里奈、野村周平、毎熊克哉。