最近コロナの影響で電車が空いている
丸の内線も、西武線もガラガラだw
この通勤状況は個人的には決して
悪くない。これってきっと怒られる
意見だろうなぁ(笑)でも何人かは
僕と同じ思いでいるはずだ。
仕事なので好不況は関係ないから
こんな考えに至るのだけどw
自分の文章はどうも湿っぽいと思う。
どうして湿っぽいのだろうと考えて
みたけど、理由が見つからない。
文章は書けないのだ。
僕が愛読するブローガーさんは
みんな文章が面白くて爆笑させてく
れるものばかり。すごい文才だなと
毎回うならせていただく。
そういう文章ってどうやったら
書けるんだろうか?
やはり努力と才能かな・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~
先日読んだ本の中にあみだくじの事が
書いてあった。
その曲がり角にそれぞれ
思い出す顔があるという。
今こうして、この会社にいるのは
あの上司の説得があったからだ。
上司の名前をYさんとする。
書いて出したことがある。
人間関係だったか、業務内容だったか
それすらも思い出せない。
コーヒーを飲みながら僕に
「やめてどうするの?」と
ニコニコしながら言ったのを覚えてい
る。Yさんの吸うタバコの煙が
ぼくの頭上を何度も通過した。
「やめてもいいんだけど、そのあと
どうするか決まってからでも遅くない」
そういってニコニコしながら
「また決まったら連絡ちょうだい」
いなかった。
当時は独身だったし、どんな仕事でも
食べていけるだろうと思っていた。
それぐらい世の中をなめていた。
一言は僕を一気に冷静にさせた。
以後、僕と顔を合わしても2度と
この話は出すことはなかった。
その後上司の机の引き出しの中に
しまわれたまま。
今の僕がある。それなりの仕事と
収入があり、家族ができた。
通勤は大変だけど、小さい家も持てた。
やめないでよかったと今は思う。
どういう人生があったのか?
若さしかない僕に何ができたか?
昔から知っていたYさんだが
接点はそれが最初で最後だった。
自分では決して横棒を足せない
人生のあみだくじ。
このあと、いくつの曲がり角を
曲がってどんな人が立っているのか?
影響と経年で茶色い天井のまま。
僕らが座ったあの席の下は
観葉植物が置かれてエアコンの風に
吹かれている。
退職を引き留めてくれて
ありがとうございます、と
感謝の言葉を、「あみだくじ」の
曲がり角にいたYさんに伝えたいけれど
今はもうこの世にはいない。