The 毒親。
これ、けっこうイヤだった。毒親持ちのアダルトチルドレン。なんか、不良品みたいで、欠陥商品みたいで、イヤだった。
でも、ふと今日思った。あんな過酷な環境の中を生き抜いた私って、すごくない?と。
生きるために生きた。
自分の生存を選ぶため、自分の感情と意思を売った。殺した。捨てた。
そんだけしてでも、魂は生きたかったから、生きてきた。
なんか、すごい。
もう、毒親持ちの欠陥商品である、ことに焦点当たってませんから(笑)
あんな過酷な環境で生き抜いた自分がすごい!!にしか、焦点当たってません(^ ^)笑
でもでもでもでも、、、。事実です。
あんな環境の中で、よく生きてきたなと。それは、自分が一番分かっているんです。頑張った自分を、自分が一番知っているんです。
だから、自分すごい!!になるんです。
私が、どんな変な環境で育ったのか、ご紹介します。笑
一例です(^ ^)
私は、人に自分の意見を聞いてもらうことに対して、「え?何で聞いてくれるの?」って思うのです。育った家では、私の意見に対し文句を言われたり、ジャッジしかされなかったから。主に母です。母が主導で回ってましたからf^_^;
そして、母は、愚痴を聞かせるのです。相手が求める意見を探さなければ、すねられます。怒られます。その怒りは半端ない。家族全員を巻き込みます。誰も、逆らえません。ただ、怒りが過ぎ去るのをみんなそれぞれの方法で待つのでした。
父は、すべて流すという方法で対処します。
祖母は、「そうかもね」と、すべて流します。私は、そうは思いません、の態度を貫きます。これも、私の父の毒親です。
祖父は、その場に入ってきません。祖母に対して、何も言えないから、この場にまで及びません。
私は、ただみんなの様子を、見ざる・聞かざる・知らざる、してました。
母と1対1で愚痴られる際は、母の味方をしてました(/TДT)/聞いてあげなきゃいけないと思い込んでいたのです。母が怒っているということは、母にひどいことをした誰かがいるのだろうと…。でも、違います!!!ただの、母の被害妄想ですわ!!!
でも、それに気付かず、相手の求める答えを探してピエロのように演じていました。(私は、家の中で、仲良くしてくれる誰かが欲しかったのです。でも、それは、母の低すぎる自尊心を埋めるために、寄り添ってくる母でした。)私は、自分の素直な意見を言うなんて、もっての外です。自分の意見を言っているように見せながら、相手の望む”私の意見”を差し出すのです。いつも、自分の意見は、私の腹の中です。(笑)
だから、相手が自分の意見を聞いてくれると、受け入れてくれると焦るのです。私が、悪いことをしているような感覚に陥って、自分責めを始めるのです。聞いてもらって、ごめんなさい。すいません、すいません、すいません、、、と、小さく、小さく、委縮していくのでした。
この委縮していく感じ、本当に本当に、おかしいでしょ。でも、こんな認知になってしまうのです。そんな私が、よく日常を生きていると思う(笑)
只今、しつけ直し中ですよ。こんな迷惑な概念いらんわ\(*`∧´)/
まぁ、こんな訳で、私が母にされたこと、ルールを課せられた数々…。まぁ、世間のルールを知らない私が、母の愚痴を丁寧に聞いてあげないといけない、と勝手に思い込んだわけです。そう、自ら、好んで、選択したのです。恐ろしいわ。(;°皿°)
もー、誰か、、、家族の皆さん、、、。2歳半~3歳の私に、「母の愚痴につき合わなくもいいよ」って教えてあげてよー。゚(T^T)゚。でも、家族の皆さん、それぞれ必死に、母の愚痴に対処していたのですね(笑)自分を守っていたのです。う~ん、笑えないけど、すばらしい。ような、そうでもないような。
とりあえず、
こんな不自由な環境で生き抜いた私は、すごい!!わけです。
自分すごい。そう思うと、毒親持ってることなんでどうでもいいんです。毒親に焦点が当たらないから。
自分に焦点が当たるから。
すると、自分すごい!!だけが残るんです。(笑)
毒親に焦点を当ててもいいけど、当てまくったら、飽きました(笑)
なので、自分に焦点当てておきます♡
ファッション&インテリア
ソーイング作家 SATOKO