おはようございます!


前回の続きです。

(※長かったので、分割しました)


コンサートの曲の感想です。


曲目は

・ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第一幕への前奏曲

・スメタナ「わが祖国」より「ヴィシェフラド(高い城)」「ヴルタヴァ(モルダウ)」「ブラニーク」

・リムスキー・コルサコフ「シェエラザード」


でした。


馴染みのない曲もあったので、事前に予習していきました。

Apple Musicで曲を聴きながらwikiをザッと読み、曲の背景を頭に入れました。


何?それ知らなかったの!?と思われるかもしれませんが、知ったことや感想を書かせてください。



今回はどれも今から130〜150年前の1870〜1890年ごろに作られた曲たち。

もうこの時代がいいですよね。


「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は有名なのでよく耳にしていましたが、職人の親方たちが歌合戦をする話なんですね。

だからマイスター(親方)ジンガー(歌手)という。

仕立て屋とか毛皮屋の親方たちが歌合戦を...。

そんなトンチキな設定だったのか。笑

始まりにふさわしい、迫力のある演奏でした。



「わが祖国」は「モルダウ」が大好きなので、聴けて大感動でした。

合唱曲も好きなんですけれど、オーケストラ編成の原曲はやっぱり良いですね!


今回、第1曲の「ヴィシェフラド(高い城)」を好きになれたのが収穫でした。

吟遊詩人のハープの音色から始まって、雰囲気がとても素敵なんです。

プラハのヴィシェフラド城を題材にしていて、もう廃墟となってしまった城の、かつての栄華を夢見ているような曲でした。


第6曲「ブラニーク」は戦いの曲。

本当は「わが祖国」は6曲あるんですが、昨夜は1.2.飛んで6と、3曲演奏されました。

勇ましい曲調で、ティンパニ始め打楽器隊が大活躍していました。



休憩を挟んで後半は、リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」。

千夜一夜物語(アラビアンナイト)ですね。


人を信じられなくなった王様が夜な夜な生娘を夜伽に入れては、翌朝殺してしまう。それを憂いた大臣の娘シェエラザードが妃に立候補して、面白い話を夜通し王に聞かせ、「続きはまた明日」とやるので、王様は娘を殺さず、物語りは千夜一夜続いた...という話ですよね。


フィギュアスケートで使われたりして、なんとなく聴いたことはあったのですが、通しでは初めて聴きました。

コンサートマスターの方が奏でるヴァイオリン独奏のシェエラザードの主題がとても甘やかで美しくて、うっとりでした。


クラシックって面白いですね。

色々な主題や表現が出たり入ったりしながら、曲が進行していくので、あ、今王様いた、とか、シェエラザード出てきた、とか分かるようになってるんですね。


本当に素晴らしい演奏で感動しました!



アンコールもしてくれました。

「ウィリアム・テル」序曲でした。

これは有名だし、何より短くてサクッと盛り上がって終わるのが良いですよね。



普段あまりクラシックコンサートと縁がないですが、今後も好きな指揮者や演奏家の方が出るものだったり、好きな曲を演奏するものを探して行ってみようと思いました(๑˃̵ᴗ˂̵)


長文お読みくださった方いらっしゃいましたら、ありがとうございました♪