たまにスタジオを借りて練習します。

自宅のピアノで練習してばかりいると、
空間の響きはいつも同じだし、
ピアノの癖もワンパターンだし、
違う場所で練習して、
脳をシャッフルする感じ。爆笑

とはいえ、いつもセミナーで使っている
スタジオなのですが爆笑
ここの環境はサイコーなので、
やっぱりここに来てしまいます。

音が揃ってないと、
家で練習している時よりも粗が目立つし、
家では出来ない練習が出来るので、
やっぱり必要だなと思います。

先日、練習に行くと、
チェンバロも開けてあったので、
弦が弾かれる様子を撮ってみることに!


チェンバロの構造上の詳しい説明は、
以下のウィキペディアでご確認頂くと、
より分かりやすいです。

チェンバロはピアノと違い、
弦を弾いて音を出します。
その動きがこちら!
見えますか?



多分、それほど調律されてないので、
音程はちょっと狂ってますが、(笑)
この動きに思わず見入ってしまった。

頭では分かっていたのだけれど、
この動きは衝撃的でした!

まるで、お箏の弦を弾いているみたい!

チェンバロは強弱が付けれないのも、
この音が出る仕組みを見て納得でした。

やっぱり生で体験するのって大事ですね!

因みにピアノは、、、、
ダンパーが弦を叩きます。



一回ハンマーが止まって、
その後、再度、ポン、と上にもう少し
押し上げられる動きが分かりますか?

そのポイントが

鍵を押し下げた時に、ハンマーが弦の手前 2〜3ミリメートルの位置にくると、ハンマーが鍵の動きから解放される。この動きを「レット・オフ」といい、このような機構をエスケープメントと呼ぶ。(ウィキペディア)

という事が起こっている状況を
証明しているのですが、
この最後の動きが、
演奏には非常に大事なのです。

こうやって動きを見ると、
マリンバを叩いているのと似ている、、、

あ、ピアノのルーツを辿れば、
最初はダルシマーに辿り着くのでした。
納得です。。。