2月のデュオリサイタルでは、モーツァルトの2台のピアノのためのソナタを弾きます。

ラフマニノフは師匠にプリモをして貰うつもりだったので、モーツァルトは私が、、としました。

実は夏に少しだけ初めてリハをしました。


このモーツァルトのソナタの3楽章には、プリモが絶対即興を入れたカデンツァ・スポットが3箇所出てくるのです。例えば、こんな感じ。


このフェルマータの部分です。


自己練している時から、つっこまれるかな、、と薄々感じてはいたのだけれど、あまり得意ではないので、放置していました。が、やっぱりつっこまれた!

「適当にカデンツァ付けて弾いたら良いよ。」

「適当に、、、」滝汗

そんな適当に弾けるわけがないのです。滝汗

適当に即興しようと思ったら、身体がフリーズ。「また考えておくから、」とその場をやり過ごしたけれど、出てきた即興があまりにも悲惨で、師匠、失笑。(あ、これじゃ親父ギャグ。笑い泣き)

最近、めちゃくちゃ考えてますが、直ぐには出来ません。裏技で書いて覚えようかと、


五線譜を横に並べて、睨めっこしていますが、、

なんかの罰ゲームみたい。笑い泣き

カデンツァに近づくたびにヒヤヒヤドキドキ。
生きた心地がしない。。笑い泣き

1回ではうまく出来ず、3回目くらいに、やっと何となくそれっぽいのが出来る。。滝汗

モーツァルトやその前の時代の人たちは、きっと弾き方を学ぶためではなく、こういうのが格好良く出来るようにレッスンを受けていたんだろうなあと思いました。その即興のセンスの良さなんかを競ったのだろうから、きっと作曲法もセットだったのでしょう。

やってみて気づく事:
- フレーズを作り込むのと、即興は違う。指の運びがうまくいくカタチを見つける必要がある。

-スケール、アルペジオ等は常に弾いて、パッと出るようにしておく。

- 主要モチーフの特長をつかんでおく。

- いくつかバリエーションが出来るくらいにしておく。(全部似たようなのだと芸がない!)

-和声進行の勉強をしておく。

などです。
来月の合わせまでに、いくつかのパターンが直ぐに自然に出るようになるようにしないと!滝汗

腕の見せどころ〜なんて言える身分になりたい〜。笑い泣き

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そのコンサートはこちらです。
どうぞ宜しくお願いします!