今日は8月22日(水曜日)メイシアター中ホールで開催するスナイダー先生のマスタークラス のチラシを作り直そうと朝から格闘しておりました。
自分では、なかなかスッキリ作れるようになってきたかなあ??なんて、ちょっと思っていたんですよ。
でも、、、、
欲を言えば、やっぱりなんかちょっと違う。
もっと分かりやすく、インパクトがある伝え方ってあるのだろうなあ、、、というのは分かるんです。
が、何を変えたら劇的に良くなるかというのは分からないのです。
そこで、うちの兄弟の1人に意見を求めることに。
彼はそちらのプロで、お仕事としてチラシも作成します。
一言め。「これを見てどうしろと」
「どう思う?」
「まあまあ悲惨やと思う。」
私の今日1日の苦労はなんだったんだ、、、、。
電話で話すと、
「あんたな、全然上達せーへんな!あかんとこ、ずっとあかんままやん。間違ってもこれも頑張っていこうなんて思わんこったで。」と手厳しい。。。。
兄弟です。手加減はありません。
「誰に何を伝えたいか、わからん。」
「URLもお客様に全然親切じゃない。」
「レイアウトも変な縮小もかかってるし、」
と、まあいっぱいご批評頂きました。(苦笑)
いや、自分であかんところが分かっていたら、最初から間違いは侵さないけれど、分かってないからやってしまうんやん、いつも予算が充分あって、発注できるならするけど、色々厳しいから、自分でやろうかな、と思ってやってるだけで、間違ってもお金を頂いて出来るレベルだとは思っていないわけですが、浮かんできたのが、音楽をやっている人の間で出てくる、アマチュアか、プロか、って話。
彼も、元々はデザインから入った訳ではなく、イラストレーターだったのですが、長い間独学の末、HPなどのデザイン会社に勤め、仕事を受け、その仕事をこなしていく上で、多分、かなりいっぱい苦労もしただろうし、沢山苦い思いもして、顧客に満足して頂けるものを作っていく過程で、今の彼が作られてきたのだと思うのです。それに比べたら、私のチラシやHP製作は、そんな厳しい世間に晒されていない。「プロじゃないし、」という逃げ場を残しつつ、自分の好き勝手な感覚だけで作っている、いわば自己満足の世界です。だから、アマチュア臭さは抜けない。温い環境にいるから。でも、音楽は違う。
少なくとも、音楽の道に進んだ者は、楽譜通りに間違わずに弾いて、強弱も全てやっていたとしても、そのスタイルじゃない、ペダルの使い方が違う、メロディーが聞こえない、バランスがいまいち、間合いがイマイチ、もっと勉強して、作曲家の事を知って、、、などなど、常に辛口批評に晒されながら、1つ1つ身につけていき、本番やらで、たくさん失敗もするのだけれど、その1つ1つの成功や失敗から得られることは非常に多く、多分、それが今の自分を作っているのだと思います。
ということは、、、
そういう批判や厳しい批評にも耐え、自分を更に高みへと努力し、磨いていける人がプロなのか???
”好き”は大事だけれど、それだけでは成長できないのかも。。。
というと、自分のやっていることが、厳しい批評の環境に常に晒されているか?というと、そうでもないから(笑)、全体的にアマチュアの域を越えていないのかもしれないけれど、音楽の作り方に関しては、沢山学んできたし、師匠がやる事をずっとよく見てきたから、それなりに蓄積はある。後は演奏の経験値だな、、、
ちょっとしたやり取りでしたが、今日のはなんかちょっと悟りを開いた境地でした。
問題のチラシですが、、
結局、私の頭と経験値ではそこまでなので、弟に丸投げしました。
それだったら、最初から丸投げしておけば良かったですが、自分1人で出来ることは限られているので、頼ることにしました。
何が出来上がってくるのか、楽しみ、、、。
もっとも、キャッチコピーも、テキストも悪すぎる、と批判されてはいるのですが、みんなの気がひけるような気の利いたことは考えられないので、またおいおい文章力も磨きます、、、。(?笑)
それにしても、兄弟の指摘は一番辛い。さすがに最近、親もそこまで言わないのに、弟はどちらも手厳しい。
「あんた、背中が年齢語ってるで。」
「あんた、どれだけ(写真から)豊麗線が分からんように消してるか、分かってんの?」
「その二の腕、やば〜〜〜。」
「あんた、上に白いの増えたんとちゃうん。」
滅多に会わないから、ちょっとした変化にも気づくようで。(苦笑)
・・・母親からは「誰も他人は言ってくれないのだから、忠告してくれる兄弟がいるのはありがたいこっちゃ。」と言われます。
はい、そうですね、、、。