ティンカー・ベル [DVD]/ディズニー
¥3,360
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ボボコフさんがティンカーべルの話にアメリカの金融社会の問題が織り込まれてるって言ってたので


金曜日にツタヤのレンタルで借りてきて、見てみた。


確かにアメリカの経済史がストーリーの中心に入っているけど


金融社会の問題というより自動車を中心とする製造業の問題がメインかな。


しかもほぼピンポイントでGMの問題。



ティンカーベルの公開が2008年の11月ごろだったことを考えると


ストーリーは数か月から半年前までにできていたと思うし


08年10月に起きたリーマンショックは意識されていなかったんじゃないかなと思う。


他の妖精にそそのかされて春を台無しにしたってストーリーは


自動車メーカーの借金体質で経済の足を引っ張っているくらいのニュアンスなのかも。



ただGMが製造業で稼ぐ事を軽く見て金融で儲ける事に走った事を皮肉っているから


そういう意味では金融社会の問題でもあると思う。



映像自体はめちゃくちゃ綺麗で見る価値があった。


でも子供向けのアニメーションだから、そんなに深い問題提起をしてるわけじゃなくて


深刻な経済史を裏で織り込んでる割にはハッピーなストーリーやなと。


GMが破たんする前に公開されているストーリーだからこういうテンションでも問題なかったんやろなあ。



色んな表現の仕方もあるんやと勉強になった。