今日は仕事を休んで、近所の小学校の4年生の自然観察の授業でした。
この授業は、年間3~4回おこなっており、学校のすぐ近くにある緑地で、その場所の四季の移り変わりを観察しています。今回の内容は、カエデの種、アオマツムシ、ジョロウグモ、ドングリを素材に、冬越しの準備をしている生き物たちの様子を観察しました。子どもたちの好奇心いっぱいの目がとても印象的でした。
さて、何度かこの授業をやってみての感想ですが、学校対応って、人数は多いのですが、すでに人間関係ができているせいか、とても対応しやすいと思いました。
もちろん子どもたちは千差万別で、同じものを観察してもその反応はまちまちです。ジョロウグモやヤママユガの幼虫を見て、ある子は興味津津だったり、ある子は泣きだしたりする子もいました。

でも、お互いに分かち合ったり、フォローしあったりが自然にできていて、「学び合う土壌」ができています。きっと先生の日ごろの学級運営がしっかりされているのだろうと思います。いろいろなことが起こっても、こちらは安心してみていられました。
また、今回こちらは5名のスタッフをそろえて対応しましたが、話す人が入れ替わり立ち替わり交代するとそれだけで変化があって子どもたちを飽きさせないようです。
話す方も、短く話す訓練にもなってとてもいいのではないかと思いました。



今日一緒に対応してくれたのは、城山トコロジストの会から、SさんとTさん、城山小学校の父親の会の会長のHさん、稲城市役所の環境課のKさん。Sさんは前回に続いて2回目。Tさん、Hさん、Kさんは今回が初の授業体験でしたが、みなさん緊張している様子もなく落ち着いて話されていました。さすがです。

みんなだいぶフィールドに慣れてきた感じなので、次回は少し観察したことをまとめる要素も入れられないか考えてみたいと思います。