今日の城山公園観察会は、巣箱をおろして中を観察しました。

昨年かけた9個の巣箱のうち、ヒナがかえったのは、1個だけ。その他、2個は巣作りの途中で放棄されていました。

巣箱の中身を観察していて、興味深かったのは、放棄された巣の中でスズメバチがうずくまったまま死んでいたことでした。
いったい何があったのでしょう。寒くなってきて、暖かい場所を探しているうちに力尽きたのでしょうか?
いろいろと想像を掻き立ててくれるシチュエーションです。

それから、今年の正月に壊された巣箱を修復して掛け直しましたが、そこにはヤモリが入り込んで、すっかり冬支度をしていました。

9個の結果は以下の通り。
①台座と産座までできていたが、卵の殻はなかった。
②ヤモリ1匹
③ヤモリ3匹
④空
⑤空
⑥産座までできていたが、スズメバチが1匹死んでいた。
⑦空
⑧空
⑨台座、産座、卵の殻があった。

来月も、またこの森に巣箱をかけようと思います。来年はどのような結果になるでしょうか?