「わたしのウナギ研究 ソシュールからウナギへ」
 ~うな丼の未来はどうなる?~

うな丼やかば焼きとして日本人に古くから親しまれてきたニホンウナギですが、いま急速に数が減少しています。環境省は昨年2月、ニホンウナギを絶滅危惧種に指定しました。
2009年に初めて天然のウナギの卵が発見されるなど、太平洋での産卵場所調査はめざましく進みましたが、私たちのすぐ足もとの川にすんでいるウナギの生態は、意外にもまだ知られていないことが多くあります。
今回は、河川や沿岸域でウナギの生態について調査してきた海部さんを講師にお呼びし、研究の現場やウナギを保全するために必要なことなどについてお話いただきます。

【講 師】海部健三(かいふけんぞう)氏
1973年、東京都生まれ。98年に一橋大学社会学部を卒業後、社会人生活を経て2011年に東京大学農学生命科学研究科の博士課程を修了。同年より東京大学農学生命科学研究科特任助教、2014年より中央大学法学部講師。専門は保全生態学および水中生物音響学。河川や沿岸におけるニホンウナギの生態のほか、頭足類(イカやタコの仲間)の聴覚を研究している。
【日 時】2014年5月14日(水)19時~20時30分
【参加費】500円
【会 場】(公財)日本野鳥の会(東急目黒線「不動前」下車、徒歩5分)
東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル3F
http://www.wbsj.org/about-us/summary/office/
【定 員】40名
【お申し込み】先着順。5月12日までにメールで、「勉強会の件」と明記の上、お名前、お電話番号、人数をご連絡ください。(tancho-staff@wbsj.org )
【お問合わせ】日本野鳥の会 箱田、堀本(03-5436-2622)