五月晴れの天気の中、城山トコロジストの会が開催されました。
今回の隠しテーマは「観察記録」。
観察記録って慣れないうちはめんどくさいですよね。ぼくらの仲間でもまめに書いている人は1~2割ってところ。でも、記録すると覚えるし、観察力が飛躍的に向上するのは間違いないのです。
そこで今回は、子どもたちに楽しく観察記録を書いてもらおうと、観察記録に描いたスケッチを缶バッジにして持ち帰ってもらいました。
どれくらい食い付きがあるかなと不安でしたが、ふたを開けて見たら意外とみんな熱心に記録カードを書いてくれています。
一人で、6~7枚描いている子もいました。
足の生えたオタマジャクシやヨツボシクサカゲロウ、アカバナユウゲショウ、ジデムシなどが人気。
ヨツボシクサカゲロウ。よく見ると羽根が透き通って儚いです。
観察が終わって、室内に戻り、専用の紙にイラストを清書して缶バッジを完成させます。
完成したバッジは持ち帰ってもらい、観察カードは回収しました。今後、城山公園の観察記録として保存していきます。
記録って「めんどくさい」と思いこんでいたけど、子どもたちはみんな楽しく記録していて、とても意外でした。
自分で書いた生きものは確実に覚えるし、城山公園に自然情報がたまっていき、いいことずくめ。
毎回缶バッジをつくるのはコストがかかりすぎるけど、観察カードはしばらく続けていきたいと思います。