少し前の話になるけど、6月6日に、ボクのフィールドの一つ、城山公園に隣接している「多摩火工廠跡」 へ行ってきました。

トコロジスト生活

昨年の11月に続いて2度目の見学です。


今回は、同じマンションのパパ友と、黒川の谷戸で一緒に活動しているメンバーも一緒です。


季節がよいせいか、前回に比べて参加人数がやたら多かった。


案内役は前回と同じ横田基地の職員の人だ。(日本人です。)

この人、話している様子から、軍人という感じはしないし、普通の民間人なんじゃないかな。そして、むしろその話しぶりから、この場所に対して愛着をもっているようにも思える。


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米軍基地の人間としての立場と、日本人という立場が交錯しながらこの場所に関わっているということか。今度チャンスがあったらどういう思いでこの場所に関わっているのか聞いてみたい。


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弾薬庫だった建物。窓の下に不思議なはしご。バーが等間隔ではなく、上下2本ずつついている。



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7月に公開される映画「日輪の遺産」の舞台となった場所だ。



さて、今回は、ぜひこの場所の生物の調査データが欲しいと思って、参加した。それで、終了後に思いきって聞いてみた。


「この場所にとても興味があって、特にこの場所の生きもののことが知りたいと思っているのだけど、基地で調査された生きもののリストがあればもらえないでしょうか?」

と尋ねたら、少し困った顔をされて、

「うーん、隠しているわけではないんだけれど。まだ稲城市にも見せていないものだし。うーん。」
っていう答え(?)だった。


稲城市を通して、情報をもらわないといけないみたい。やっぱりスムーズにはいかないなあ。


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