こんにちは
今回のブログは衛生士の米田が担当します
今回のテーマはずばり、歯周病について
歯科衛生士の担当の分野です
歯周病という病気をきいたことは一度はあると思います
どんな病気かざっくりイメージは湧きますでしょうか
一言でいうと…
放っておくと、歯を失ってしまう歯茎と歯を支える骨の病気です
歯周病とは字の通り、歯の周りを支えている組織の病気なのです
歯の周りを支えている組織は4つあります
①歯肉
②歯槽骨
③歯根膜
④セメント質
歯茎の炎症だけでなく他の歯周組織に炎症、破壊が起こると歯周病(歯周炎)となります
歯周病にも進行段階があります
STEP①:歯肉炎(G)
□患者さんが気づくこと
⚫歯磨き時時々出血がある
⚫歯茎に少し赤くなる部分がある
STEP②:軽度歯周炎(P2)
□患者さんが気づくこと
⚫歯磨きするとき出血する
⚫歯が浮く感じがする
⚫歯茎がむずむずする
⚫歯茎が赤くなる
STEP3:中等度歯周炎(P2)
□患者さんが気づくこと
⚫歯が長くなったような気がする
⚫口臭が気になる
⚫歯茎から膿が出る
⚫ものが噛みにくい
⚫歯茎が腫れる
STEP④:重度歯周炎(P3)
□患者さんが気づくこと
⚫歯がぐらぐらになった
⚫口臭がひどい
⚫歯茎から膿がいつも出る
⚫噛めない
このように最初の段階では自覚症状がほとんどないので気づかない間に進行するのが歯周病の特徴です
虫歯と違って痛みがなかなか出ないので見逃しやすい、知らないことが多いんです
では、歯周病にかかる直接の原因は何か
どうして歯周病になってしまうのでしょうか
それはズバリ歯垢=プラークと呼ばれるものが原因なのです
こちらは白色もしくは黄色っぽいクリーム色をしたもので、歯の表面に付着するネバネバの物体です
こちら実は細菌の塊で目には見えませんが虫歯や歯周病の原因菌がうようよ何億個もすみついています
歯周病の直接の原因はプラークですが、その他歯周病を進行させる他の原因としては、
①プラークを増やしたり取りにくくする環境
⚫食片圧入(歯と歯の間にものが挟まる)
⚫歯並びの悪さ(歯列不正)
⚫口呼吸(口で呼吸する)
⚫歯石(歯の上や歯茎の下につく硬い石)
⚫適合不良の補綴物(合ってない被せ物)
など
②全身状態
⚫妊娠や思春期、更年期などホルモンの関係
⚫糖尿病,心臓病,呼吸器疾患,肥満など抵抗力の低下
⚫投薬しているかた
(血圧が高いかた)
(てんかん)
(臓器移植)など
⚫喫煙
⚫ストレス、睡眠不足、栄養不良など
③咬合性外傷
⚫歯ぎしり、噛み締め、食い縛りなど
これら大まかに3つの因子がありそれぞれ歯周病を進行させる原因があるのです
人によっても歯周病は細かく分類されており、それぞれ原因が違うので治療方法も変わってきます
プラーク以外の原因で起こる歯周病もあるのですね
また次回に、米田担当日には歯周病の検査の方法や歯周治療の流れについてお話します
大阪市内 阿倍野区 阪南町 あべの 歯医者 歯科医院 デンタルクリニック ホワイトニング 審美 インプラント 矯正 根管治療 マイクロスコープ ラバーダム 歯科助手 歯科衛生士 スタッフブログ バリアフリー ファミリースペース 院内感染 感染予防
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あなたのとなりの歯医者さん♪
http://stat.ameba.jp/user_images/20161006/00/tokorodc-1004/92/54/j/o0220027513765780271.jpg?caw=800
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今回のテーマはずばり、歯周病について
歯科衛生士の担当の分野です
歯周病という病気をきいたことは一度はあると思います
どんな病気かざっくりイメージは湧きますでしょうか
一言でいうと…
放っておくと、歯を失ってしまう歯茎と歯を支える骨の病気です
歯周病とは字の通り、歯の周りを支えている組織の病気なのです
歯の周りを支えている組織は4つあります
①歯肉
②歯槽骨
③歯根膜
④セメント質
歯茎の炎症だけでなく他の歯周組織に炎症、破壊が起こると歯周病(歯周炎)となります
歯周病にも進行段階があります
STEP①:歯肉炎(G)
□患者さんが気づくこと
⚫歯磨き時時々出血がある
⚫歯茎に少し赤くなる部分がある
STEP②:軽度歯周炎(P2)
□患者さんが気づくこと
⚫歯磨きするとき出血する
⚫歯が浮く感じがする
⚫歯茎がむずむずする
⚫歯茎が赤くなる
STEP3:中等度歯周炎(P2)
□患者さんが気づくこと
⚫歯が長くなったような気がする
⚫口臭が気になる
⚫歯茎から膿が出る
⚫ものが噛みにくい
⚫歯茎が腫れる
STEP④:重度歯周炎(P3)
□患者さんが気づくこと
⚫歯がぐらぐらになった
⚫口臭がひどい
⚫歯茎から膿がいつも出る
⚫噛めない
このように最初の段階では自覚症状がほとんどないので気づかない間に進行するのが歯周病の特徴です
虫歯と違って痛みがなかなか出ないので見逃しやすい、知らないことが多いんです
では、歯周病にかかる直接の原因は何か
どうして歯周病になってしまうのでしょうか
それはズバリ歯垢=プラークと呼ばれるものが原因なのです
こちらは白色もしくは黄色っぽいクリーム色をしたもので、歯の表面に付着するネバネバの物体です
こちら実は細菌の塊で目には見えませんが虫歯や歯周病の原因菌がうようよ何億個もすみついています
歯周病の直接の原因はプラークですが、その他歯周病を進行させる他の原因としては、
①プラークを増やしたり取りにくくする環境
⚫食片圧入(歯と歯の間にものが挟まる)
⚫歯並びの悪さ(歯列不正)
⚫口呼吸(口で呼吸する)
⚫歯石(歯の上や歯茎の下につく硬い石)
⚫適合不良の補綴物(合ってない被せ物)
など
②全身状態
⚫妊娠や思春期、更年期などホルモンの関係
⚫糖尿病,心臓病,呼吸器疾患,肥満など抵抗力の低下
⚫投薬しているかた
(血圧が高いかた)
(てんかん)
(臓器移植)など
⚫喫煙
⚫ストレス、睡眠不足、栄養不良など
③咬合性外傷
⚫歯ぎしり、噛み締め、食い縛りなど
これら大まかに3つの因子がありそれぞれ歯周病を進行させる原因があるのです
人によっても歯周病は細かく分類されており、それぞれ原因が違うので治療方法も変わってきます
プラーク以外の原因で起こる歯周病もあるのですね
また次回に、米田担当日には歯周病の検査の方法や歯周治療の流れについてお話します
大阪市内 阿倍野区 阪南町 あべの 歯医者 歯科医院 デンタルクリニック ホワイトニング 審美 インプラント 矯正 根管治療 マイクロスコープ ラバーダム 歯科助手 歯科衛生士 スタッフブログ バリアフリー ファミリースペース 院内感染 感染予防
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