2018.6.12 癒合歯について

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1. 癒合歯とは

乳歯(赤ちゃんの歯)が2本くっついている状態を癒合歯(ゆごうし)と呼びます。
2歯あるいはそれ以上の複数歯が結合したものの総称です。

歯科医師を目指す学生教育の場では、歯の結合状態によって組織学的に癒着歯・融合歯・双生歯に分類し、臨床上では癒着歯・融合歯・双生歯を総称して癒合歯とよぶそうです。

 

2. 発現率

様々な調査報告や論文から、欧米での乳歯癒合歯の発現率は0.14~0.9%であるのに対し、

                             中国人小児では2.3%、 

                            日本人小児では、2.5~4.0%  

と白人や黒人に比較して高率を示しています。

黄色人種は癒合歯や過剰歯(余分な歯)、先天性欠如(歯の数が少ない)などの異常が白人や黒人と比較して多く、人種差があります。

大人の歯(永久歯)の癒合は乳歯癒合の1/10以下で0.05~0.3%の発現率だそうです。

 

3. 発生原因

病気や薬により発生する場合
癒合歯の発生原因として、胎児へのウイルス感染妊娠中の母胎がサリドマイド剤を服用した結果、癒合歯が現れたとの報告。

ビタミンAの過剰投与によって発生したとの報告等があり、母胎の全身状態の異常、疾患、薬剤との関連が示唆されているそうです。

2 健常児で発生する場合
癒合歯の発生原因は現在でもはっきりとわかっていません。

なぜなら全身疾患やウイルス感染のない健常児でも癒合歯は同率の頻度で発生するからです。
健常児の癒合歯の成因は歯の芽(歯嚢)が近接して成長した結果、歯を創る歯嚢や歯胚といった細胞同士が接触融合して引き起こされたと考えるのが現時点では一般的と結論付いているそうです。

歯の発生時期の顎の大きさ、歯の芽の細胞同士の近接程度が重要なポイントになるそうです。

お母さんのお腹の中にいる胎生6~7週、胎長が16mmの時に乳歯の歯の芽が出現します。

一円玉が直径20mmですので、胎長16mmは一円玉より小さいことになります。

この大きさの胎長16mmの顔の部分にあたる上顎に10個、下顎に10個の歯嚢(将来の乳歯の芽)が出現して歯を創り始めます。

特に前歯が生える部分は上顎、下顎、鼻、頬の部分と幾つかのパーツに分かれて細胞が分化、成長、融合していく場所です。

この時期、将来歯が生える場所はとても狭く、歯嚢も極めて幅の狭い間隔で並んでいます。

細胞の集積である歯嚢や歯胚がゼロコンマ何ミリ以下という間隔で並んでいますから、

細胞同士が接触融合して癒合歯が発生する可能性は否定できないのです。
保護者の方は「癒合歯の発生は母親のせい?」とお思いになられるかもしれませんが

確かに異常な歯ではありますが

ウイルス感染や薬物の過剰投与などが無く発生した癒合歯は偶然の産物と受け止めて下さい歯
癒合歯が出来てしまった事を悩まずに、その後の虫歯予防、歯並び予防を考えていきましょう可愛い歯3可愛い歯♪オンナノコ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつむら

 

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