先日、友人からギョウジャニンニクを頂きましたので今年の初物、食べてみました!

ギョウジャニンニクとは北海道の湿地に生息している山菜で、近畿以北の亜高山帯にも分布しております。
日本以外でもアジア、ヨーロッパに生息しており、英名はvictory onionとも言うらしいです。なんとも素敵な名前ですね。
確かに一度食べれば、滋養強壮みなぎる力で、栄光を感じずにはいられないとてつもなくパワフルな植物です。

和名のギョウジャニンニクとは、修行僧の"行者"が食べていた事でつけられた名前であるとの事ですが、滋養がキツすぎて修行にならないため、食べる事を禁じられていた、なんていう話もあるようです。

この山菜、どんな味がするかというと、柔らかく太いニラ!に、強烈なニンニクの風味がする、といったもので、道民はジンギスカンと一緒に焼いて食べたり、お浸しにしたり、醤油漬けにしたりがメジャーな食し方。
さらに野菜炒めにしたり、餃子に入れたり、と様々な食べ方を試みてきましたが、

今回はアヒージョにしてみました。


北海道の春の味覚である帆立の稚貝や、海老、昨年自分で獲ったイカ等、ギョウジャニンニクの葉っぱでクルクルと巻いてやり、熱したオリーブオイルに鷹の爪を入れて煮ます。塩コショウとバジルをふってやるだけのシンプルなものですが
ギョウジャニンニクのおかげで、ニンニクを入れる必要もなく簡単にできますし、
とっても美味しかったです。

写真はこちら↓
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本当に美味で、贅沢でしたー。


本日は久々にニシンを獲るための刺し網を仕込んで来ましたので、明日はニシン漁です。
ギョウジャニンニク食べて頑張りまっす!

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