図 左/御
最初、御のために、left(leaveの過去形)の図を記した。
これが最初に生まれた赤玉かな、と想像。
遺伝子が組み換えられて、離れすぎたものが人偏を取り舵に置いて教育して慣らし、徐々に本人の制御の力を奪い、他人が支配しやすいようにした。
本人が自分自身を制御出来るようにと記した図が、他人が人々を制御しやすく調理する素(もと)になってしまった。
これがパンドラの箱だと思う。
日出る処の天子(孚)が、日没する処の天子に変わった。
ツシが無き夜(のはじまり)
采目が記した相(赤玉)を借りて采女を欲する操(紅玉)を産み、人を支配する層を見せ、babelの塔を建て始めた。
一利で谷に入った。
山の間(ま)に入った。
「赤玉をもとに戻さないと許されない」
この間に座り、こらしめはじめた。
赤玉をもとに戻さないから懲らしめていい、という理由を掲げてたたかいはじめた。
紅咬みが届き、戦わないといけなくなった。
本当なら赤玉をもとに戻すために、だと思うんだけど…だから自分自身のたたかい。
でも四元素は調理の素になってたため、人と人が争いはじめた。
何も知らない人が一番の被害者になり、病に倒れた。
争うことで生まれる被害は隠された。
赤玉を四元素の基に戻せないよう、四字熟語が千の釣り針に変えられた。
乱された後だということに気付かないよう、気付いても戻れないよう、乚と口が隠された。
軸を探し出しても軋を生んでしまう。
(乚に隠す意味あり)
漁夫は争うことの弊害を知ってるから自分たちは争わず、一部分を教えてる。
見る人が見ると自分だけいい思いをするための抜け道が見える。
その人たちが騒ぎ立てる時、たくらみがあると遺伝子が組み換えられたり、肝心な部分が隠されたりする。
弱いものが弱いものを叩く時代はそうして作られた。
欲に弱いものが情弱をたたいて支配しようとする。
肉を斬らせて骨を断つ
は、苦肉の策だと思ってた。
自分の肉を斬らせて、自分は相手の骨を絶つ。そういう風に教えられたから。
でも実は、
肉付けする力を奪うことで、骨を育たせない、脆くしておく。すぐに迷ってくれると国譲りさせやすいから。
そうやって、葦原中国は闇に覆われていった。
昼と夜がかき混ぜられていた。
だからそれを別けることからはじめた。
一日目、暗闇がある中、神は光を作った。
揺れて漂って暗闇の中から出てこられない国の地を固めることが必要だ。(軸を国造りとした)
暗闇に引き摺り込まれないよう止める言葉と暗闇から抜け出す手掛かりになる言葉と
暗闇に陥れようとする言葉と暗闇から抜け出せないようにする言葉を照らし出し、分け、暮前に備えさせた。
下流に流されていくものは、渡されるのが早すぎた。まだ子の心が育ってもいない時に鍛えようとした。
それが沼矛となり、余計な構えが出来てしまった。
沼矛を自分のものにしたものと、沼矛を使うものに捕らえられてしまうものが生まれた。
どちらも荷物を持たされた結果だが、捕らえられ逃げられないものが挟まれて、中流が出来た。
中流はアベルのよりになり、下流はカインのようになった。
カインはアベルに農業をした。
アベルは畝が出来、育った植物を良いものと悪いものに分け、良いものを羊に食べさせ、悪いものを食べてはいけないものと教えた。
栄養たっぷりに与えて育てた羊の初子を守に備え、神に供えた。
神はアベルの供えたものに目を留めて、標をつけた。
カインは嫉妬からアベルを殺した。
そしてアベルの供えたものを隠して食べてはいけないものを羊を唆して食べさせ、バベルの塔を建て始めた。
聖書との繋がりが見えなくなっていたところに、絞め殺しの木が巻きつけられた。
食べてはいけないと言われた木の実を食べたので神は怒って罰している、と信じさせ、絶望させ、闇の中で自分をまもるためには争い合って上に立つしかないと思わせた。
そうやって、勝てば暫くはうまくいくかもしれないけど、徐々に軸がズレてしまうかもしれない道に案内する。
軸を保つためには日々自分を律してないといけないけど怒りは衝動的になりやすいのでかなり難しい。最初に軸が出来てる人じゃないと…
でも軸が出来てる人ならそもそも唆してくる相手を信用しないので、その道を行かないし、信用出来ないと思えば不安になって捕まえられることもないだろうと思う。