姉とともにホテルに戻ると、フロントさんが女性になっていました。しめた! 追加の毛布を頼んでもこれが○枚目だとは気付かれないかもしれない。だってイタリアのフロントさんがきちんと引き継ぎをしているとはちょっと、思えないし……(笑)
姉が下に敷く毛布がもう一枚あるとありがたいと言っていたので、そこでまた毛布を依頼。
しかしお部屋でしばらく待ちましたが、毛布が来ません。姉がまだ時間早いし出かけてきたらと言ってくれたので、フロントのおばさまには私が出掛けるのでさっきお願いした毛布は戻ってきたときにくださいとお伝えしたかった。
ですがこれが伝わらなかった(?)のは、わたしの語学力のせいではない気がします! おばさまはろくに話を聞こうともせず、毛布ね、わかってるわよと言わんばかり。ノープロブレムノープロブレム! ってその態度が日本ではプロブレム……
外に出ると、ちょっと夕闇がしのびよるくらいの風景。まだ17時ごろでしたが歩いてるうちにするすると暗くなって、戻るころには真っ暗になりました。
相変わらず、しとしとと雨。
ウフィッツィ美術館を外からでも眺めて、気が向いたらちょっと入ってみてもいいなと思いそちらに歩いていたつもりで、とおりかかったレプブリカ広場。
昼間にジョットの鐘楼から見た、メリーゴーランドです。
きれい!
メリーゴーランドっていうより、回転木馬って感じかな~
たぶん昼間に見るより、晴れた夜に見るより、一番きれいな姿が見れたんじゃないかしら。
雨に濡れた石畳にあったかい色合いの光が反射して、最高にファンタジック。
ほんとうは、ウフィッツィ美術館なら、この回転木馬のある広場を右手に見てそのまま直進しなければならなかったのですが……
きらきらの回転木馬にみとれて高揚したわたしは方向感覚を失い、見事に直角に道を間違えました。なぜ気付かなかったのか……回転木馬の向こう側にあった素敵なアーチをくぐってしまいました。
そうそう、そのとたん、アンケートでも…と言い出しそうな感じの女性に「日本人ですか? ちょっとお話を……」と日本語で声をかけられました。
笑顔でスルーしましたが、あれはなんだったのかな……やっぱりアンケート?
道を間違えたことになかなか気付かなかったわたしはてくてく歩きます。街灯が黄色くて、不思議な雰囲気。
どのくらい歩いたかな…これはさすがにおかしいんじゃないかと思った頃、工事中の道の向こうになにか公共の建物と思われるものが現れました。いったん傘を閉じてよく地図を見ようと、建物に入ってみます。
どうやら、ここも美術館のようでした。今調べると、おそらくマリーノ・マリーニ美術館。
建物の真ん中が吹き抜けになってました。
きれい
地図をくるくるまわしても、わかったようなわからないようなで、もう真っ暗だし(とはいえまだ18時ごろ)来た道をそのまま戻ろうと歩きだしました。
回転木馬のところからまっすぐ来たのはわかっていたので、まっすぐそのまま帰ろうとしたのですが……そこで、きました! イタリア男。
日本にいると私程度の外見でそうそうナンパなんてされるものではないですから、やはりイタリア人男性はすごい……
声をかけられて、名乗って手をさしだされたので(名前は忘れた)握手はしました。話しかけられ続けるのでやばいなと思い、言葉の継ぎ目ににっこり笑ってチャオ! と言って角を曲がりました。
追いかけてはこなかったのでそれは良かったのですが……そこで曲がってしまったために、再び迷子です。
これはダメだと紙の地図をたたみ、スマホのマップで現在地検索をするものの、うちのかわいいディズニースマホさんのマップはなかなかのポンコツちゃんでして、現在地がふらふらと動くのです。わからないよ! けっきょくここはどこなんだよ!
絶対に何かの建物(教会??)だと思われるものがありましたが、建物名がわからなくて検索できず。
しかし異国の夜にひとりぼっちで迷子だというのに危機感を覚えないのはどういうことなのでしょうか、さほど焦るでもなかったのはまわりの風景がやたらと趣深かったからかしら……むしろちょっと楽しいくらい。
大きい建物があると地図がわかるようになるんだけどなあ~と思っていたら、前方にcoinが!
コインっていうのはイタリアにあるデパートです。まだ開いていたのでそこに入り、コインの場所を地図で探して、無事ドゥオモの近くに出ることができました。そこまで来たらホテルはもうわかります!
結局二時間弱のお散歩でしたが、十分楽しめました!
ホテルの手前の店でラップピザみたいなのとアイスを買って帰ります。
あんまりおいしそうに見えない(笑)
アイスの写真撮るのわすれましたが、ティラミスと何かのダブルで、カップに入れてもらいました。
姉もちょっとだけ食べてくれました……よかった
そして姉は、チップスターをぱりぱり食べていました。行きに日本の空港で買ったやつです(笑)
日本のお菓子は日本で食べるとジャンクな感じですが、異国で食べると妙に懐かしいというかほっとするお味でした。次も何かしら買っていこう。その当時マイブームで買っていったハッピーターンもおいしかった。
それからヴェネツィアで買ったくるみとか、中央市場で買ったドライフルーツなんかをもぐもぐしていると、ようやく毛布が来ました。
結局おばさまフロントではなく男性フロントが持ってきて、エアコンの様子を見てから帰って行きました。そりゃあ一部屋に毛布が四枚きてたら、寒いのかなと思うよね……ごめんね、アイス食べてたよ……
余談ですが
昼間にとても乙女なせっけんとかリップとか買ったお店でもらった翌年のカレンダー。
雰囲気はいいけど……
かわいくなさすぎる……!!!(戦慄)

















































































































