夜12時を過ぎて何となく
もう寝たら?
と声をかけたら社長が泣いた。
秘書が座るこたつに来て申すには
13年間努力してきて今の結果だよ?
もう死ぬしかないよ
とのこと。
突然どうした。
13年間努力した
→地球ルールに慣れようと?
今の結果(現在の社長)
→素敵な仕上がりだが
死ぬしかない
→なぜそうなるかもう少し詳しく
茶化してるわけではなく
秘書の中に様々な❓がわく。
真ん中のなんかつい声に出ちゃったし。
秘書のもっと詳しくに応えた社長によると
今の自分は社会に適合するための何事も
出来ておらず、きっとこのままでは働く
こともできず、死ぬより他に選択肢はないし
なんなら今すぐ死にたい気持ちでいる。
自分で自分をjudgeし通しだが、
ダメなことだらけ、
かつjudgeすること自体やめられない。
そこで気づいた。
judgeの元になる良い悪いの基準を
小学生の社長に昔の価値観で教えたまま
訂正してなかったと。
秘書や会長が育った時代は
幼稚園→お友達と仲良く
小学校→お勉強も運動も頑張る
中学校→偏差値の高い高校目指して頑張る
高校→偏差値の高い大学目指して頑張る
大学→給料の高い安定企業目指して頑張る
就職後→男子は定年までとにかく頑張る
女子は結婚出産育児を頑張る
みたいな価値観統一型だったけど
今って時代的に全然違うくね?
と子育て半ばで会長も秘書も
あれれ?ってなってたこと
社長にちゃんとお知らせしてなかった。
テスト100点とか友達100人とか
漢字ドリル覚えてても覚えてなくても
5回ずつノートに書きましょうとか
そんな昭和メソッド伝えたまま放置して
社長は苔むした古いもの差しで
自らのあれこれを測っては独りで悩んでた。
今なら昭和な秘書にもわかる。
それ意味不明レベルで意味なかったと。
ここは一発大転換すべきとこ。
まさにチャンス到来じゃん?
泣きじゃくる社長を前に
深夜のポンコツ秘書がとった行動とは?
つづく。