ひも | 通信制高校へ行こう

通信制高校へ行こう

小学校、今日も休みます。→中学校、やっぱり休みます。の続編。
2013年〜家族でカナダ。
帰国後、日本の公立小中に全然馴染めず我が道を開拓中の息子と怠惰な母の日常。

ゆるふわリンパケア
https://ameblo.jp/tokorimpa/

息子が乳飲み子だったころ、

 

二階の寝室で寝かしつけて、私に背を向けて眠り始めたのを確認し、

 

さて階下へ下りて自分の時間を楽しもうかと身を起こした途端、

 

息子はこちらにくるりと向き直して、さらにパッチリ目を覚ます・・・

 

私がっくり、振り出しに戻る的な出来事がたびたびあったように記憶している。

 

9歳になった息子は手がかからなくなった部分もあるにはあるが、

 

この夜一緒に寝る作業は残念ながらいまだ続いており、

 

夜ごと寝付くまでの腕枕を要求され続けている次第。

 

赤ん坊の頃同様に、「寝入ったな」と思うタイミングでそーっと腕を抜くも、

 

暗闇の中から「・・・母さん・・・まだ腕枕欲しいんだけど」と不服そうな声で

 

呼び止められるたびにギクッとする。

 

なんなのだ。

 

ひもでもついているのか。

 

母が一定距離離れると息子を覚醒させる強力な呼び鈴付のひもが。

 

他にも、「息子が寝たら階下で楽しみにしている本を読もう」など

 

その場を離れようという意識が働いているときほど

 

息子の寝つきが悪いようである。

 

ほんとなんなんだよ。

 

と、白目で訴えたいのをがまんし、

 

「今わたしは息子とともに寝る気満々です」という気持ちで

 

心を満たすことがまず大切なのだと日々自分で自分を諫める

 

子育て生活9年目半ばなのでありました。