早稲田大学の所沢キャンパスに通う、3年生の沼尾亮太です!
大学生活も3年生がもうすぐ終わろうとしており、
残すところあと1年と少しになりました。
ということは、就活が本格化してくる時期で、自分も周囲も焦っています。
今回はそんな就活について考えてみました。
就活というと、4年生になってからだと思っている方もいるかもしれません。
しかし、
早い企業だと大学3年生の6月からインターンシップ(就業体験)の募集が始まります。
自分は学業を優先しているので、
6月はインターンに申し込まなかったのですが、
中には十数社申し込んでいる人もいました。
インターンシップや会社説明会は、
本選考に直結したり、優遇ルートに乗れることがあるため、みんな必死です。
大学3年生はまだ単位を取りきれていないので、
学業をしながら、受かるかわからないインターンの応募に
かなりの時間を割かれてしまいます。
日本の新卒採用に関する就活ルールを定めている
一般社団法人 日本経済団体連合会(通称:経団連)が
公式に発表している就活解禁日は、
広報活動解禁が大学3年生の3月、選考活動解禁が4年生の6月です。
しかし現状、先程述べたように、早期から優遇されるイベントがあるので、
実質、約1年早く就職活動は始まっているのです。
みなさんはこの現状をどう思うでしょうか?
早期からインターンや早期説明会等の活動が早まることは、
早い時期から社会を知り、
自分の将来や社会を考える材料が増えるというメリットがあるため、
悪いことだとは思いません。
自分に合う/合わない仕事を見極めたり、
働くことの具体的なイメージを膨らませたり、、、等々、
有意義な時間の使い方ができるでしょう。
しかし一方で、大学での4年間はこれから社会に出る前段階として、
学業のために当てられた時間だ、という見方もできます。
(もちろん、バイトもサークルも娯楽も楽しみますが笑)
その立場に立つと、学業が忙しい2年生の後半や、
3年生の前半にまで時期を前倒しにして就活をすることは、
多かれ少なかれ学業の時間が圧迫されていると考えることもできます。
正式な内定が出るのは4年生になってからが一般的です。
だとすると、(中には遊ぶだけの暇人もいるでしょうが、)
学業が忙しい大学生が1年以上も学業と就活という二足のわらじを
抱えなければならないのです。
つまり、高校生の頃、あんなに勉強して入ったはずの大学が、
人によっては就職予備校になっているのです。
結論、「早い就活はメリットもデメリットもある」というところに落ち着くため、
僕はあくまで中立の立場です。
早い採用活動に文句を言うつもりも、
4年生から就活をする人が遅いと言うつもりもありません。
(早稲田大学 所沢キャンパス校舎より撮影)
時間は常に有限で、希少な資源です。
学業と就活に費やせる時間がトレードオフであることを認識した上で、
早すぎる採用活動をしている企業があれば、
一度、学生の時間的負担を考えてみてはどうでしょうか?
<早稲田大学所沢キャンパス 沼尾亮太>
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