所沢には隠れた伝統文化があるのを知ってましたか?
それは、将棋です!へーって話ですよね!
ついこの前、藤井聡太さんが
最年少4冠(注:タイトルを4つ保持すること)を達成したので、
世間ではかなり将棋が話題です!
見る将(見て将棋を楽しむ専門のファン)やタイトル戦のおやつで
かなり盛り上がっています!
(注:タイトル戦は双方持ち時間が長く、一局を1-2日間かけて行う。
その際、両対局者にはおやつを注文する機会がある)
そんなブームとなっている将棋ですが、実は所沢も昔から将棋で有名なんです!
1つ目の理由が、将棋界の伝説、羽生善治さんが生まれた街が所沢であること!
羽生さんは過去に、将棋界で前人未到の7冠
(注:当時存在するタイトル全てを一人で独占)を達成しました。
羽生さんが今夏の東京五輪の聖火ランナーとして、
所沢周辺を走ったのが記憶に新しい方もいるかもしれません。
2つ目の理由が、所沢は2人の「とうきち」さんという強い棋士誕生の地であること。
1776年に現在の日吉町で生まれた福泉藤吉さんと、
1826年に現在の所沢新町で生まれた大矢東吉さんという棋士がいます。
私も福泉藤吉さんのお墓参りに行ったことがあります。
お墓はよく見ると将棋盤を模しているデザインで、
素敵だったのを覚えています。
現在でも、所沢市には2人の「とうきち」さんの名を冠した
「とうきち杯将棋大会」という大会があります。
そんな歴史ある将棋という文化に、今後も親しんでいきたいと思います。
また機会があれば、将棋の思い出など、詳しく書こうと思います!
<沼尾亮太>
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