先日、ニュージャージー州の北西部、デラウエア・ウォーター・ギャップのアパラチアントレイル沿いでキャンプをしてきました。

自然の中でのキャンプはとても素晴らしかったです。


場所は、AMCモヒカン・アウトドア・センターのアパラチアントレイルです。トレイルの入り口に近い街、ブレアスタウン(Blairstown)で早めの夕食を食べてから、駐車場に着いたのは17時30分くらい、この季節ではまだまだ陽が高いです。登山口から歩き始めます。

歩いて約40分くらい、ニュージャージー側の景色が一望できて、トレイルのそばに開けた場所がありました。今夜のキャンプサイトはここです。テントを3つくらいは張れるスペースがありますね。

(アパラチアントレイルは何百キロも歩く人たちがいますので、トレイル沿いでのキャンプはOKですが、直火や自然を壊す行為はしないのが大切です。ここも誰かがキャンプをした跡がいくつもありました)

 

 

 

 

テントを設営したあとは、少し休憩をしてから、焚き火用の薪拾いです。小枝はトレイルの脇やちょっと藪に入ったところにたくさんあります。10分も薪拾いをするとこのくらいの量が集まりました。

私はキャンプに行くときには薪を少しだけ持って行きます。マキが拾えなかったり、拾った薪が湿っていて燃えなかったりすると、焚き火ができず夜がとても寂しくなるので。でもこの日、拾った小枝を焚き火で使ってみましたが、よく燃える小枝でした。ここなら薪は持参しなくてもいいかもしれません。

あたりがほんのり暗くなり始めたら、焚き火台を使って焚き火です。だんだん暗くなる景色の中、火のゆらめくのを見ているのは飽きません。この季節、暗くなるのは20時半過ぎ、ようやくあたりは真っ暗。見下ろす景色にはポツポツと家の明かりが見えます。焚き火もようやく燃え尽きてきました。見上げると星空がとてもきれい。この日は月が出ていなくて、なおさら星がよく見えました。火の始末をして、就寝です。

 

 

翌朝も良い天気、朝日が東の空から昇る頃に目を覚ましました。ちょっとまだ冷えますね。この日の朝の気温は天気アプリでは9℃。このくらいが私の装備では限界かな。陽が上り、日差しがさしてくると暖かくなります。太陽の力は偉大です。

朝日を浴びながら、お湯を沸かしてインスタントのお茶を飲み朝食です。私はあまりキャンプでは食べ物にはこだわらないので、朝食はスナックバーとクッキーです。

天気がいいので、テントの下に敷いているグランドシートを干してから収納です。このグランドシート、シャワーカーテンを代用しています。防水はしっかりしているし、サイズも十分大きいので特に困ることはありません。

シートがだいたい乾いたところで下山です。8時半頃にキャンプサイトを出発しました。今日も天気がよさそうですね。

帰り道は昨日の道とは違う道で帰りました。アパラチアントレイルから離れて尾根から谷間に降りていくコースです。まだ朝早いですし、日陰なので少しひんやりした中を下って行きます。岩場の道なのでちょっと歩きづらいですね。20分ほど歩くとAMCキャンプサイトに出てきます。あとはAMCの敷地内と登山道の整備された道を下って、9時ごろに車を停めていたところに到着しました。

 

お天気に恵まれて、とても楽しいキャンプでした。また来てみたいですね。