経営が厳しい地方中小私鉄が多い中で、新駅設置、路線延伸の話で賑わう、ひたちなか海浜鉄道を10月2日に訪れました。
高田の鉄橋駅取材時以来の再訪です。
平磯~磯崎間に、2021年(令和3年)3月13日開業。
簡易な造りが多くなりがちな、近年の新駅ですが、しっかりとした土台のホームが、サツマイモ畑のど真ん中に出現した形です。
駅名の由来となる、美乃浜学園です。
沿線のひたちなか市立小学校3校、中学校2校を再編し、新たな公立学校として設置されたのが、この学園です。
少子化が進んでいく中で、こうしたケースは今後も増えていく事でしょう。
駅名標は、このスタイルがしっかりと踏襲されています。エリアの景色や文化を図案化させて織り込んでいます。
平成、令和に開業する新駅の標準形になっているのが、バリアフリーの観点です。
限られたスペースの中で、様々な工夫が施されている印象です。ホーム上に上がっていきます。