指揮者の小沢征爾さんが、長野県松本市内で記者会見し、7月から復帰することを明らかにしました。
小沢さんは腰痛のため1月から療養中でしたが、会見で東日本大震災に触れ「今年はいつもと違う年。
音楽で役に立てることがあるかも知れない」と述べ、「健康のことで本当に迷惑をかけた。どこにでも
歩いて行けるようになったので、今年は大丈夫」と語りました。
7月3日にジュネーブ、6日にパリで室内楽アカデミーによるアンサンブルの指揮を執り、国内では8月に
「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」のオペラ「青ひげ公の城」の指揮で本格復帰するということです。