操体法の復習 | (元)骨盤ケア教室お世話係・ちかこのブログ

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こんにちは
ブログ係のちかこです。


さて、今回は骨盤ケア教室で主にお伝えしている操体法を簡単に復習していきます。
こちらを見て、是非思い出してみておうちでもやってみてくださいね。

まず最初は
「しっぽ探し」
頸椎(けいつい)から腰椎(ようつい)までを整える操体法です。
 頸椎...頭を支える骨=首の部分
 腰椎...腰の部分

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上の図のように、腰椎というのは背骨から続いてきて、
お尻の割れ目の上にある固い骨の部分(仙骨)へとつながる場所でもあります。

つまり、しっぽ探しの操体法は、首、肩、背中、腰までの歪みを調整するように動くため
全身がラクに感じるようになる
操体法です。

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四つん這いになってから、肩幅程度にヒザを広げ、自分のお尻のしっぽを探すように。
左右、自分がやりやすい方を見つけ、まずはやりやすい方に3回
やりにくい方に1回
一回いっかい、息を止めずに自分のペースの呼吸を続け
「気持ちいいなあ~」というところで10秒保つ。
10秒経って、戻ってきたら、しっかりとリラックス~

これ、朝起きてから寝ぼけたままやってみると、頭もすっきりとするのでオススメです~

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こちらの日の教室では、しっぽ探しを四つん這いでなく
腰を落とした格好でやっています。

こちらの姿勢でやる時と、四つん這いでやる時では
効果のある部位が異なります。
それぞれがどこに効いているのか、自分でもやってみて確かめてみてくださいね。
私は余裕がある時は両パターンやっています。


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こちらは「ひざ引き押し」と呼ばれる
操体法
骨盤を整える一番基本の
操体法です。

仰向けになり、骨盤の出っ張りに親指を添えて
右の腰を手前に引く
左の腰を手前に引く
右の腰を向こうへ押す
左の腰を向こうへ押す

このいずれかの中で動きが楽だったものを選び、3回
反対に1回

この動きは腸骨(上の図参照)周辺の筋肉と靭帯をゆるませ
凝りをほぐしていきます。

私たちの体の骨と骨をつなぎ止めているものは、「靭帯と筋肉」です。
骨盤をきれいに保持するために大切な靭帯が凝り固まっている人には
骨盤が歪んだ人が多いそうで、
その凝りをほぐしていくことで骨盤を整えていく、というわけ、なのだ、そうです。
(私も理解するのに必死です...)


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こちら(娘ではなく)私がやっている
「ひざ引き倒し」は、
上の「ひざ引き押し」と、もう一つの「ひざ倒し」という
操体法を
ミックスしたもので、仙骨と腰椎を整えます。

仰向けの状態でひざを立て、足を少し開きます。
ひざを前に押し出すようにすると、もう一方のひざも少し倒れます。
その状態でキープ。
あまり押し出し(倒し)すぎないように注意して。

こうした、寝転がったままできる操体法
お布団から起きる前、頭がボーッとしたままできますよ。
(私ってば、どんだけ朝が苦手なんでしょ)


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それから、腰回しの操体法。
頭痛を抱える妊婦さんには、ただの腰回しだけでなく、頭を支えながらやると
頸椎が整えられて、頭痛が改善されることがあるそうです。
壁にオデコを当てた状態で腰を回しても、同じ効果があります。

腰回しの
操体法自体は骨盤を整えてくれます。

私は、駅で電車を待っているときや、行列に並んで暇なとき(笑)にやっています。
どこでもできて、そんなに変に思われないので、おすすめです(・ω・)/

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手首も実は凝っていることが多いのですよね。
しっかりとほぐしていきましょう。



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それからヒジ
ヒジがねじれている人も多いので、内側にグルグル、外側にグルグル...
最後は拳をポン!っと前に放り出すようにして。

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娘のお気に入りのキラキラ体操。
いつも家でも一人で「キラキラ...」と言いながらやってますよ~

これは
「やりやすい方に3回...」の法則でないので、操体法ではなくて、体操になりますが
肩甲骨をほぐしていきます。
肩甲骨開く!ことを意識して~ 



先日、後藤先生が言っていたのは
「肩の周りがガチガチな人は大抵骨盤も歪んでいる。
四つ足動物を見てもわかるように、肩と骨盤はセットのようなもの。
肩は"第二の骨盤"とも言えます」

第二の骨盤、言われてみれば納得ですよね。
私たち現代人は手と足をそれぞれの役割として使うようになりましたが
骨格自体は昔となんら変わらないのですものね。

また、いつも教室でもこの
肩甲骨について話しているように
「肩は第二のおっぱい」とも言えます。
肩がガチガチに張っていては、おっぱいの出に影響してしまいます。

私も授乳中は肩をさすってもらったり、温めてもらうと
すご~く、楽になりました。




他にも教室でご紹介してきた操体法もあるかと思いますが、
是非日課にしてみてくださいね~

美しい骨盤、一日にしてならず、ですよw