私が、業界を去ることに

しました。

そして、各社に私のレポートを

出す事にしました。

「タイヤの将来」その打開策を

少々つけ加えて、、

これで、終わります。

豊臣が真っ赤な顔をして

「聞きたいのは、各社に出した

レポートの内容です」

「将来のことです」

「貴方の過去は、どうでもいいです」

上手く逃げたつもりが、

豊臣が食いついた

つかさず部長が

私に助け舟を出してくれた。

「チョット私にも話をさせてくれ」

体験談みたいな雑談が時間稼ぎの

話が30分ほどつづく

部長は気付いていたらしい、、

レポートの内容が

この場で話せる内容でない事を

重大な、微妙な内容である事を

部長の話が終わると、

丁度昼飯時だ、

部長が、「豊臣君、沖縄の先生と食事でも」

部長と豊臣課長、私が食事に、、

長い雑談の後、、

隙をみて、今度豊臣を連れて、

沖縄を訪問したいのですが、

いかがでしょうか、、

宜しいですか、、

その前に、

「ひとつだけ、体制づくりのヒントをお願いします」

私が話す、ビールでほろ酔い気分に

なったせいか、

ブレーキが外れた、、

17ページに続く