「そうあの話は、実は上司の話で無く

私の実体験でした」

開口一番謝りから始める事にした

豊臣の目が怖い、

まさか脇差など持って無いだろうな

今にも脇差を抜かんばかり

私を過度に意識している

後で、分かった事だが

この豊臣課長は、

沖縄担当で以前何処かの

会合で私に会っていたとの事で

それで意識過剰気味になって

いたとの事だ

話は戻るが

色々の担当から

質問と対応が説明された

まずは、皆の意見、質問を聞いて

から、私の話をしましょうとの事で

しかし、

物足りないを通り越して

失望のどん底に突き落とされた

それは、部長の問題提起から始まり

営業の問題意識の低さ

次元が違う

全ての内容が「何考えてるの」

状態でした

例えば、タイヤの溝の重要性を

騒音問題しかり、

雨天時の性能向上が

タイヤの生命線だ、溝がタイヤで

一番大事、、、

など、低レベルにも程がある

次の営業さんが

言い出した事は、

トレットゴムの性能で

雪道や、雨天、晴天時、乗り心地

騒音、寿命まで影響する

エコタイヤには、特に重要、、、

おい、泣けて来るぞ~

これで、全国営業が勤まっているのか

情けないぞ~

又、ある営業は、内部構造の

細かい事を、

大げさ過ぎる表現で力説している

ここまで来ると、

帰りたくなる、白けてきた

留めは、

部長が総括を、ここの車に合うタイヤは、

不可能だ、妥協点を示す

しかた無いだろう、

タイヤの種類を1000種とか無理だし

在庫管理がまず無理だ

トヨタ方式で注文生産

とても無理な話です。

退屈で無駄と思える時間が

2時間過ごして結果、

私は、ついに

乱暴過ぎる行動にでたのである

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