今年も咲いてくれました。
クロードモネ キレイです😍
原田マハ著
近所の私と同じ原田ファンの先輩から、読んでみない?と貸して貰った本。
「私、動物ものは泣くからダメなんですよ〜」(^^;;と、尻込みしていたのだけど、読み始めたらやめられなくなっていっきに読んでしまいました。
主人公は、ペットショップで明日殺処分になるゴールデンレトリバーの仔犬と出会ってしまう。
見つめ合う時間。この仔犬を引き取りリラと名付けて、一緒に暮らすパートナーと飼うことにしたのだがー。
ウチは小型犬だけど、同じ犬を飼っている私は、読み進むうちに、怒りに震えたシーンも多々ありました。「どだい、アンタにはこの大型犬を飼うのは、無理なんじゃぁー❗️お前が死ね💢」
みたいな笑笑
とにかく、初めは二人で飼ってたのが、とても忙しい主人公が一人で飼うようになってしまった時点で、無理無理だー可哀想 でした。
周りの人達に助けられて、何とかやっていくのだけど、それは決して大型犬に取っては、良い環境ではない。それどころか悪環境。ゴールデンレトリバーの頭の良さ、我慢強さの上に、アグラをかいていることにしかならないのに、主人公は、犬の事分かってないのよね。
まあ、こんなに、読者をガチで怒らせながら、最後は、主人公がリラを飼ったことで大切な物が見えるようになったという、
一見爽やかにまとめ上げる原田さんの手腕。
それは、たいしたもんです。
でも、犬のことは置いといて、男女の仲ってこんなもんか❓
復活は全く無いような終わり方を見て、私は少し釈然とせず残念な気がしたが…。
以前、娘にも伝えた事がありますが、一人暮らしのうちは、ペットは飼わないで‼️
もちろん、飼う人は多いと思うけど、必ず何かあった時に預ける場所を確保して飼って欲しいです。
ちなみに、この本は、台湾で映画になっていました。
これ見たら、ずっと泣くわ私