何年か前に担当したお子さんのお母様と、
久しぶりにお電話した。
ちっちゃな頃は
すっごく内気で、いろんなことに自信がなくて
ちょっとしたことにも怖気付いていた。
まだまだ、自分の世界から抜け出すのが難しくて
でも、関わっていくうちに
先生大好きになってくれていた…
ちっちゃくてかわいかったBちゃん。
今ではギャングエイジ世代。
お友達大好き、学校大好きになっているらしいことを聞いて
私もとっても嬉しかったんだけど。
『先生、少し自慢していいですか??』
なんだか嬉しそうなお母様の声に
「何、何があったんです??」
と私。
するとお母様は、本当に嬉しそうに
Bちゃんの絵が、とある展覧会で賞を取ったことを教えてくれた。
どんな絵を描いたのか、とても見たくなってしまい
お母様に許可を頂いて、検索をかけてみた。
(多分、この展覧会ならHPに記載があるって確証もあったので)
すると
思った以上にのびのびと、
そしてしっかりと描かれた絵を見つけることができた。
力強い、しっかりとしたタッチ、そして明るい色使い。
素直で優しかったBくんそのまんまに
大きく逞しくなっているんだなあって
絵からも感じられて…嬉しくなってしまった、冬の日の出来事。